タイトルの通り、2/17にオペラ座の怪人を観劇してきました。
この演目はとても好きで、2007年の大阪公演で初観劇、大阪時代にすごく観ました。
以降、2018年の京都、昨年11月の東京公演開幕直後に観劇しています。
この日は、ずっと待っていた、大好きな俳優さんの飯田洋輔さんがファントム役にデビューされたので、どうしても観たくて行ってきました。
なので今日は、印象に残ったキャストさんの感想を書いておきたいと思います
オペラ座の怪人:飯田洋輔 さん
デビュー待ってました!本当に待ってました!!
全体的に言うと豊かに広がる低音ボイス、お顔立ちがはっきりしていらっしゃるので表情も分かりやすい、体格が良いので動きが大きく見えて目立つので、すごくハマったのではないかと思います。
(佐野さんのファントムが大好きで、見慣れていて、佐野さんは華奢でいらっしゃるので最初は「デカっ!」と思ったのですが、その大きさが良かったです。海外のファントムみたいで。)
第一声のヴラーヴィ...ヴラーヴィ...のラの巻き舌が凄くハッキリしていて、ああこの声!と思ったのを皮切りに、物凄く歌が上手くて、Music of the Nightには聞きほれました。
まったく音程ズレないのにそこに感情が乗っていてとても良い!
声量もあるので迫力です。
個人的に、1幕終わりのエンジェル像の上のシーン、「クリスティーヌ、クリスティーヌ...(咆哮)これほどの~辱めを~」の所がものすごく印象的でした。
この場面って、セリフが日本語だとどうしてもいきなりキレた感を感じてしまっていたのですが、泣き声からのタメ、咆哮からのこれほどの~で、感情が動いていってるのについて行けるというか、ちょっとした間や声の抑揚とかで心情を表すのが上手いな飯田さん、と思いました。
Point of No Returnはとても好きな曲&シーンですが、ここの歌も本当にいい!!
黒いフードを被って出てきた所から、存在感あってドキドキします。
ラストシーンの、行ってくれ、お願いだー、も叫ぶ感じで、ファントムの哀しさがすごく刺さる。
デビュー3ステージ目なんてすごい!慌てて行って良かったです
個人的にはとても好きなファントムでした。
クリスティーヌ・ダーエ:岩城あさみ さん
岩城さんのクリスティーヌは初!
ノートルダムの鐘にご出演の際に拝見していたので、楽しみにしていました。
なのですが...この日は高音が掠れてしまい、翌日から海沼さんに交代になりました。
大丈夫か心配です。
舞台としては、色々な箇所で、特にラスト、怪人の隠れ家の3重唱でも掠れてしまい、見せ場が残念でした。
そういうのも含めて、舞台は生き物だな、と思ってはいるのですが。
クリスとしては、全体に淡泊な感じ?
ラストはけっこう、ファントムの頭を掴むような感じで勢いがあったのでびっくり
個人的には、うーん。
歌はとても良かったです。
ラウル・シャニュイ子爵:加藤迪 さん
加藤さんのラウルは前回に引き続き2回目。
加藤さんのマンカストラップも凄く好きで、CATSにもまた出て欲しいな、と思うのですが、ラウルも素敵です。
声が良いのと、ダンスが軽やか。
リフトも高くて軽々と。
若くて勢いのある子爵様像にピッタリ、素敵です。
ムッシュー・アンドレ:北澤裕輔 さん
ムッシュー・フィルマン:村俊英 さん
息ぴったり。安定感。エエ声。
息の合ったコミカルなやり取りで、緊張感をほぐしてくれる存在でした。
北澤さんのラウル大好きなんですが、また観られない...よね
北澤アンドレさん、スタイル良くてとても姿勢が良くて、マスカレードの衣装が凄くお似合いでした。骨のやつ(笑)
開演して、シャンデリアが上がって時が戻るシーン。
そこでちょっと涙出そうになって、やっぱり私、オペラ座の怪人が大好きだな、と思いました。
またすぐに観に行きたいです。
この日のプリンシパルキャスト全員
オペラ座の怪人:飯田洋輔 さん
クリスティーヌ・ダーエ:岩城あさみ さん
ラウル・シャニュイ子爵:加藤迪 さん
カルロッタ・ジュディチェルリ:高居洋子 さん
メグ・ジリー:松尾優 さん
マダム・ジリー:戸田愛子 さん
ムッシュー・アンドレ:北澤裕輔 さん
ムッシュー・フィルマン:村俊英 さん
ウバルト・ビアンジ:永井崇多宏 さん
ムッシュー・レイエ:日浦眞矩 さん
ムッシュー・ルフェーブル:志村要 さん
ジョセフ・ブケー:見付祐一 さん