BとLの妄想話です





潤の様子がオカシイ…二日酔いとか?


酔っ払って寝たってことは飲み過ぎたから?


途中で止めるべきだったのかな?


でも 潤は若いわりには酒が強いし…


急に引っ越しの話をしたから?


わかんない…俺がカバーできることをするくらいしか思いつかない


カメラマンさんは変なこと言うし…


潤が俺に見惚れるなんてあり得ないだろ


だけど 注意されたせいか潤の顔から笑顔が消えてた…


俺はこっそり潤に注意した


それくらいしか俺にできることはない…





撮影が終わって楽屋に戻ると潤だけがいた


もうとっくに帰ってると思ってたから驚いた


「ねえ?昨日のことなんだけど…」


「潤!ここは仕事先だから!別のところ…」


「じゃあ うちに来る?」


「行く!」


潤から家に来るとか言われていきおいこんで返事をした


「一応 一回帰って着替えとか持ってきて」


「へ?…う うん…////」


嫌だな…顔が熱くなってる…顔だけじゃなくて体もだけど////


そんな意味で潤は言ったんじゃない それはよくわかってる





マネージャーは翔くんと相葉ちゃんとニノを送ってるからタクシーで帰った


一つのグループにマネージャーが一人なのは売れてないから…


そんなことはメンバー全員知ってる


迎えや送りが別のときには事務所の人がやってくれてるし


でも 今日は仕方ないんだ


昨日 潤に最後まで話せなかったから


まだ 注意してないから


家に帰って急いでシャワーして最低限の荷物を持ってタクシーで潤の家に向かった


タクシーを降りて潤のマンションに歩きだしたとき…肩が 熱くなった!?


いや 痛い…そして 近くに荒い息遣い…


まさか ストーカー!?





そう思って体を反転させながら後ずさる


…マンションの明かりで相手が見えた


「潤は俺のものだ…邪魔するな!」


「誰だか知らないけど…ふざけるな!」


さり気なくポッケに入れた手で携帯を探る


事務所への緊急コール


早くしないと俺ばかりか潤まで危ない!


「俺はこの世で一番潤を愛してる邪魔をするのなら消えてしまえ!」


自己陶酔…もしくは自己完結


相手の気持ちも考えないで突っ走る厄介かつ危険な相手…


こんなやつを潤に近づけさせない!