日曜日の夕方、なんとなくニュース番組を見ていたら

 

日本テレビの社員、谷生さんのご家族についての特集をしていた。

 

 

谷生さんは性でいえば男性として生まれてきたけど、心の中は女性。

 

危険な国でのレポートをしているときに、人生は一回、いつ死んじゃうかわからないのだから

 

好きな事をして生きていこうと思い、ご自身の性についてオープンにしたという。

 

トランスジェンダーの谷生さんは結婚しお子さんがいて

 

お嬢ちゃんは谷生さんのことを「ママ」と呼び

 

お子さんを産んだパートナーのことを「かーちゃん」と呼ぶ。

 

女性二人がお嬢ちゃんを育てている。

 

その家庭にはものすごい愛が溢れているように見えた。

 

この先、きっと色々な葛藤があると思う。

 

でもいつの日か、色々な家庭があるのが当然なんだと思える日がくる。

 

私が高校のころからの友達は谷生さんと同じで心が女性だった。

 

私はそれが特別なことではないと思ったし、男でも女でもそれがその人だから

 

何も気にすることはなかった。

 

彼女は学校でいじめられていたし、私は彼女を冷やかしてくる人達から守った。

 

でも彼女は絶対に自分の意志を曲げることはしなかたし、それでいいと思っていた。

 

最近になって中学の同窓会があったらしく、散々いじめられていたけど参加してみたらしい。

 

するとあの時いじめていた人が急に謝ってきたらしい。

 

あの時いじめてしまってごめんなさいって。

 

彼女は「あら、いいのよーあれも時代だったのよ」と笑ったらしい。

 

あの頃は辛かっただろうに。

 

謝ってきた人もだけど、笑って許す彼女も素晴らしい。

 

そして今の時代はこういった人がいてくれたからこそなのだと思った。

 

だから谷生さんには新しい家族の形を堂々と作っていってほしいと願っている。

 

家族を大切にする谷生さんの生き方に私は素晴らしいと思った。

 

どんな生き方をしても、家族に愛が溢れていればそれがその人の正解なんだ。

 

男と女が結婚して子供もいるのにコソコソ不倫してこんなバカなことをする奴らは

 

ちょっとは谷生さんの爪の垢でも煎じて飲め。

 

家族を作ること、子どもを愛すること、自分が堂々と生きることの素晴らしさを見習え。

 

 

 

 

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