もともと私には専業主婦は合わなかったのだと思う。

 

仕事持ってる女性が好きだから仕事は辞めなくていいよ

 

家事だって協力すればいいんだからと言われて結婚した私だったけど

 

蓋を開けてみたら夫は家事なんてできなかったピリピリ

 

 

料理くらいはできると言っていたのに作れるのは

 

あらかじめ切っておいた具材を夫がただ炒めるだけのものだったし

 

洗濯だってできやしなかった。

 

そして何より〇〇家の嫁が職業婦人だなんてとんでもないという考え方の義母がいた。

 

知らなかったよ、そんなの・・そうれならそうと最初に言ってよ。

 

ていうか職業婦人ってなに!(笑)気づき

 

ことある事に主婦が仕事を持つなんてと嫌味を言われ

 

お盆に仕事で嫁がいないなんて信じられないと言われた。

 

昭和初期の嫁ならそうなんでしょうね、平成でしたけどね。

 

働くことに罪悪感すら持つようになってしまった結局私は仕事を辞めた。

 

まだ子供がいなかった私が家ですることなんてすぐに終わってしまったし

 

義母からの電話で煮物を作ったから取りに来てと言われて取りに行き

 

延々と何時間も訳のわからない話を聞かされる毎日にもウンザリしていた。

 

子供が生まれてからも子供を置いて仕事に行くなんてことは絶対に許されなかったし

 

母親が働いている子は素行が悪いという先入観を普通に言ってくる義母や義父に辟易していた。

 

悪かったね、うちの実母はずっと仕事を持っていたけど私の素行は悪くなかったよと言いたかったけどね。

 

本当に先入観だけで生きてる人達なんだ。

 

子供達が大きくなって手がかからなくなったからそろそろ仕事でもしようかなと

考えていたところに

 

友達から今募集してるからどうかと話をもらった。

 

縁があったんだろうな、その日のうちに面接してその場で仕事が決まった。

 

家に近くてそこそこ大手の企業へ17年ぶりの社会復帰だった。

 

正直、こんなにすんなりいくとは思ってなかったので家族には全てが後報告。

 

義家に来週から働くことにしたと報告しに行った時のリアクションは

 

えーー---?  だった。

 

思いっきりイヤな顔して(笑)

 

でもここら辺からかな、私が絶えるだけの生活から抜け出せたのは。

 

義家との関係で何か吹っ切れる物もあったんだと思う。

 

社会から距離を置き人に騙されないように細心の注意を払い生きている義家の

 

偏った考え方の生活から私は抜け出せたのだ。

 

あのままだときっと私も社会性もなく人との関わりもどこかおかしくなって

 

誰の事も信用できないような生き方になっていたと思う。

 

子供の学校関係だけが唯一の社会との繋がりだった私が、

 

昔の感覚を取り戻すのは大変だったし、覚えることもたくさんでなかなか苦労はした。

 

専業主婦だった私は女好きの夫にガマンすることには慣れていたけど、夫を追いだすまではできなかったことだと思う。

 

働きだした私が少しだけ強くなって別居し距離を置いたことで

 

夫が性依存症だということもわかった。

 

ラッキーな事に義家とも絶縁できた。

 

あとは夫と私がどれだけ性依存症とどれだけ向き合う事ができるかだ。

 

仕事をしている時は全てを忘れることができる。

 

ありがたい。

 

家にいて悶々と夫の愚行の恨み辛みを考える時間を

 

仕事してお金に換える事ができるならそんなありがたいことはない。

 

何より義家とのご縁が終わったことが1つの区切りだと思ってる。

 

どうなろうと私の関知するところではないから大きなストレスがなくなった。

 

仕事も楽しい、夫との方向性も少し見えてきた。

 

今度は私が責める番だからね(笑)ウインク

 

さて、義家をどうしてやろうか。

 

ジワジワいっちゃうよキメてる