2024年元旦。

 

我が家の元旦は毎年ちょっとしたお節とご馳走をいただく。

 

 

コロナの前は毎年夫の実家に行き、全員でお節やお雑煮をいただき

 

子供達はお年玉をもらい、年賀状を見ながらあれこれと噂話をする夫の親。

 

昼過ぎに片付けを終わらせて一旦家に戻り、夕方からまたすき焼きの準備をし

 

夜は全員ですき焼きを食べるのが恒例だった。

 

でもコロナになってからもう来なくていいと言われ自分達の好きなような元旦を過ごす事ができた。

 

お重のお節なんかより好きなものだけが入ったものを購入し、

 

キレイに盛り付ければそれらしくなるし、

 

何より夫の親はお酒も飲まないので、毎年高い料亭のお節をお茶で食べる事に

 

私は本当に苦痛だった。

 

おいしいお酒でのんびりとおいしいお節をつつきながら新年の抱負を語るなんて

 

夢のまた夢だったけど、コロナになってからは料亭のお節なんかじゃないけど

 

自分が好きなお酒を準備して朝から堂々と飲める幸せを堪能した。

 

主婦が朝からお酒なんてと思うけど、元旦くらいしかそんなことできないものね。

 

2024年の元旦も通常通りだ。

 

去年はいなかった夫が家にいる。

 

家族だけでテーブルを囲み、家族で楽しい話をしながら美味しいものをのんびりと堪能する。

 

まるでこの1年数か月の闘いがなかったかのように通常の元旦だった。

 

大晦日の夜は友達と朝まで遊んでいた子供達も、ご馳走とお年玉目当てなのかなw

 

朝の食卓だけはしっかりと参加している。

 

私が築いた私の家庭の私のお正月。

 

夫の親はずっと私に夫の親の正月を継がせようとしていた。

 

嫁に入った以上それが当然なのかもしれないからずっと言う通りにてしてきたけど

 

今の私にはそんなことは全くするつもりはない。

 

夫の実家の今年の正月はさぞかし夫がいなくなりホっとしていていたのだろう。

 

頭のおかしくなっていた息子がやっと嫁の元に戻ったのだ。

 

これから自分達はもう手がかからなくなったし、そっちはそっちでやればいいと思っているのだろう。

 

そう思っているならそれでい。

 

むしろもう私の目に映ることはしないでほしい。

 

できれば消えてほしいいところだけど。

 

2024年、私が戦う相手はもちろん夫の依存症という病。

 

でもその裏で私が最後までやり抜く相手はあの夫の親なのである。

 

自分達がしてきたことを棚に上げ、全ての責任を私のせいにした。

 

この家を出ていけとクワの刃を向けて離婚を迫ったあの人達を許すことなんてできない。

 

穏やかなお正月を過ごしながら私の黒い心は燃えていた。

 

これからだ。

 

まだまだ終わることはない。