夫とのラインのやり取りは私への憎しみがよくわかりました

 

「自分は追い出されて家もお金も全て取られた」という被害者意識が常にあり

 

そこには反省とか振り返りとかそんなものは一つもありませんでした。

 

実家に帰って義親と暮らし少し離れる事で、自分がしてきたことの愚かさに気が付くのではないかと思っていました。

 

ところがそんなことは全くなく、親には反抗的な態度を取り何か意見を言おうものなら激しく逆切れをし

 

居心地の悪い実家での生活から逃れるために、ひたすら家の戻ることだけを考えている夫。

 

とにかく戻らせてくれ、そのためにラインではなく直接話し合いたいという内容のラインが

 

何度も何度も繰り返されました。

 

反省の一つもない夫と話し合うつもりもない私はそれを拒否しましたが

 

あなたは何をしているのかわかっているのか、法的に訴える、自分にはそこに住む権利がある

 

それができないなら自分は実家を出て一人暮らしをするので通帳と印鑑を渡せ

 

と言ってきました。

 

うちには二人の子供の学費を払いその上夫が一人暮らしをするお金なんてありません。

 

そんなことも考えればわかることなのに、自分の事しか考えられない夫に辟易としました。

 

なぜ夫は素直に自分の親に全てを話して前向きな生き方をしないのだろう。

 

私達の話し合い云々よりもまずそこからだと私は思いました。

 

一つ一つをクリアにしてお互いが落ち着いて話し合いができるようになるまで

 

私は夫との話し合いをするつもりはありませんでした。

 

何度もそのことは伝えましたが、やはり夫は法と権利を振りかざし家に戻ることしか言ってきません。

 

 

最初は離婚を考えていた私ですが、この頃からなんでこんな思いしないといけないのか

 

夫を追い出すにも理由があった。その理由さへ顧みることもせずひたすら権利を主張する夫に

 

離婚なんて絶対にしない、あの人の思う通りになんて絶対にさせないという気持ちに変わりました。

 

これで夫の言う通りに反省の色もなく家に戻ってきたら

 

また部屋に閉じこもり私達はまたいつものように息の詰まるような生活をしなければならなくなる。

 

なにより思春期の子友達にあのような生活を強いる事はもうしたくない。

 

なので私は絶対に夫を家に戻すことを拒否しました。

 

夫が何度も玄関ドアをこじ開けようとしたあの音を思い出すと今でも動悸がします。

 

常軌を逸した夫が何をするかわからない。

 

玄関のドアも鍵の閉め忘れをし万が一夫が入ってくるのを防ぐためにスマートロックを付けました。


これを1つつけただけで私の気持ちはかなり安定しました。

 

 


時々、子供がドアのかぎを閉め忘れて二階の自室で昼寝をしていたりして防犯上というのもありましたが

 

夫は取り付けられたオートロックを見て自分は絶対にこの家に入れないと思ったらしく

 

激しく私を罵りました。

 

何を言われても私は夫の言ってることを聞き入れることはしませんでした。

 

次はもうないと言ったはず。

 

私はもう夫を家に戻し、また今までみたいに裏切られたことをうやむやにしたくなかったのです。