夫がいない生活はもしかしたら淋しいのかもと想像していました。

 

家族が一人欠けるということはきっと淋しいものなのだろうと。

 

実際、夫がいなくなってみて家の中に嘘つきがいない事の解放感はすごかった。

 

疑わなくていいんだ、見ないようにしなくてもいいんだ

 

考えないようにしたり、おかしな言動に不安にならなくていいんだと思うと

 

嘘のないクリアな環境に幸せを感じました。

 

ここまでで結婚して25年です。

 

一年前の事を振り返るためその頃の夫とのやり取りを見返してみましたが

 

トラウマレベルで動悸がしました。

 

でもきちんと書いてアウトプットしていこうと思っています。

 

 

夫を追い出して数日後、姑が来ました。

 

夫が実家にいるのは1、2日くらいだと勘違いしていた姑。

 

まず姑が言った言葉は「困ってる」でした。

 

夫は自分の親に説明するどころか家の中でキレまくり八つ当たり状態だったらしく

 

話にならないからどうしていいかわからないのでこっちでなんとかしてくれと言われました。

 

洗面台は水でビショビショだし電気もつけっぱなしでその後始末で毎日へとへとらしいのですが、

 

それ結婚してからですからあなたの躾がなってなかったのではないかと思いました。

 

こっちに戻してもらえないのなら私達もこんな生活は限界なので

 

あなた達が出ていくか、夫をホテルかどこかにいれてくれと言いました。

 

本当に調子いい。

 

和子の時に「息子君を追い出すからあなた達はずっとここに居てちょうだい」と涙ながらに言っていたのに

 

自分たちが夫の世話をすることになるなら私達に出ていけという。

 

虫がいいにもほどがある。親子そろってさすがです。

 

正直、家の事が何もできない夫が一人で暮らすとなれば食事は毎食全て外のものになるだろうし

 

すべてを自分でできる訳がないので非現実的だと思います。

 

家を借りて一人で暮らしたり、ホテルで暮らすなんていくらお金があっても足りなくなるのはわかります。

 

うちには私学に通う子供が二人いる。

 

こんな男のために学校を辞めさせるわけにもいかないし

 

夫が一人暮らしするのなら、私達が家を借りて出た方が経済的ではあると思いました。

 

でも姑の身勝手な言い分に強い憤りを感じた私はもう姑とは話にならないので

 

強制的に話を終わらせて家の中に入りました。

 

姑は「あんたがこんなひどい女だなんて思わなかった!」と最後まで罵倒していました。

 

ふざけるな、人を馬鹿にするにもほどがある。


こうなったら絶対にここにいてやる。思い通りになんかさせない。

 

この時点で「私VS夫の家族」という図式になりました。

 

姑は子供達の学校の帰りを家の前で待ち受けて

 

「パパを家に戻してやってよ」と何度も言ってきたそうですが

 

もちろん子供達は拒否したそうです。

 

家に戻るということは本人が相当の反省と謝罪ありき。

 

姑が言ったからといってどうにもなるもんじゃないことくらいわかると思うのですが

 

常識知らずのあの人たちのことだからそれもわからなかったのでしょう。

 

夫とのラインで私は相当憤慨し、二度と姑に家に来ないでくれと伝えてくれと言いました。

 

姑の暴言について夫は謝っていましたが、その後も姑は何度もうちに来ては息子を家に戻してやってくれと言ってきました。

 

この時点で夫の謝罪はなく、そのうち戻れるとたかをくくっていたのだと思います。

 

またほとぼりが冷めたら家に戻っていつもの生活ができると思っていたのでしょう。

 

やられっぱなしの25年にほとぼりが冷める時なんて訪れないのに。

 

 

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