そっか・・・・お父さん、癌になっちゃったのか・・
夫のやらかしを話すような雰囲気でもなく、
父の手術が終わるまでは一切この話は両親に伝えることはやめました。
毎日子供達を学校に送り出してから、電車で2時間かけて病院に行きました。
夫にはこの事は伝えましたが、それは大変だ、早く元気になるようにお見舞いに行ってあげて
と他人事のように言って自分は仕事が忙しいと言い何もする事はありませんでした。
その頃から私の態度もおかしくなっていたのもあるのですが、
夫は父のお見舞いには結局最後まで一度も来ることはありませんでした。
結婚前にあの男はちょっと・・と言っていた父の言葉が当たった事に
私は恥ずかしさと親不孝をしてしまっている罪悪感でいっぱいでした。
父は無事に退院し落ち着いてきましたが、やはり私からこの話をすることはやめました。
離婚後は実家の近くにでも子供達と住もうと思い、病院の付き添いの帰りにマンションを探したりしました。
そして実家の近くの駅の弁護士にも相談に行きました。
家を出て実家の近くに引っ越しをしたら、家から近い弁護士事務所の方が何かといいのかと思ったからです。
初めて人に話す今までのすべて。
弁護士の先生はこの話を聞き
やってることが酷すぎる、よくここまで我慢しましたね。
これは絶対に勝てる案件ですからと言ってくれました。
初めて私の味方になってくれる人がいたことに思わず泣いてしまいました。
和子に関しての証拠はメールと画像と動画。
あとは和子の電話番号とメールアドレス。
弁護士さんは電話番号から住所を割り出すことも可能なのでそこから情報を持ってきて
もっと強い証拠を出すことも可能。
ただ、相場の慰謝料をもらって離婚したとしても子供二人抱えては金銭的にも大変でしょうから
別居して婚費をもらう方法があるとの話もありました。
その時の私は離婚一択でしたので、こんな男と離れられるなら慰謝料云々なんてどうでもよかった。
でも子供達の事を育てていかないといけない。
この先を子供達ともよく考えてまた相談することになりました。