畠に行ったら、畝間に何か塊がある。
昨日はなかった。
石?枝?
カラスが何かを落としていったのかな。
と見に行ったら、小鳥が落ちていた。
多分、カワラヒワかマヒワ。
ちゅくちゅう ちゅくちゅう てぃてぃてぃてぃてぃ
と、賑やかに囀る子だ。
何があったのかな?
大きな鳥に襲われたのかな?
寿命?
ここに転がしておくと、蟻たかってくる。
掬って、畠の隅に掘った穴に埋めた。
周囲、小鳥の声で満たされて、子育て準備で巣作りのために、苔をくわえて親鳥が飛んでいる。
スズメの落ちるのも天の配剤
って、確か「ハムレット」の中にあった言葉。
逝く子もいれば、生まれる子もいる。