「芋名月」と「栗名月」の違いが判然としなくて、調べてみた。
「仲秋」って言葉自体、分かっていないことも気づいた。
調べてみたら、誤解していたり、知らなかったりで、「名月」って言葉を、子供の時分から訳も分からず使っていたことが、良くわかった。

仲秋:陰暦八月の異名、八月十五日の称。
仲秋の名月:陰暦八月十五日の月。

芋名月:旧暦八月十五日の月。

栗名月:旧暦九月十三夜の月。豆名月。後の月。

*芋名月は、その頃が里芋収穫期で、収穫した里芋を月に供えることから。
豆名月の「豆」は、枝豆。

*十五夜と十三夜で、二夜の月。十五夜を見て十三夜を見ないのは、片月見と言って、忌まれた。

満月が、必ずしも名月には当たらないってことだ。
栗名月は、芋名月の次の訪れる十三夜の月。
芋名月(仲秋の名月)は、雲の流れの中に昨夜見た。
後の月・栗名月は、是非見よう。
雲に隠れていれば「無月」。
雨の向こうなら「雨月」。
夜空には、見えなくても月がある。

今夜は十六夜の月。