鎌で除草をしていると、つくづく、
農作者って、環境破壊者よね。
って感じる。
茎や葉、花実よりも、草の間、草の根元、土に張っている根の間に、沢山の生き物がいる。
鎌で刈り込んでいくと、
うわぁぁぁぁぁ
と、大騒ぎで、そいつらが、わらわら出て来る。
快適な生存環境が、ザクっと、鎌の一振りでなくなるのだ。
パニックにもなるだろう。
日影!!
湿った土!!
齧っていた根っこや、茎はどこ?!
どこ?どこ?!どこにあるの?!!!!
幼虫、ダンゴムシ、蟻、バッタ
は、大きな類。
それより多いのは、もっと小さい連中。
羽虫とかミリ単位の甲虫、他何やらいっぱい、うじゃうじゃと。
刈らない訳にはいかないんだが、生き物の生息域を破壊していることは確か。
罪深いことをしてしまっているように思えて来てしまう。
除草でも、刈払機や、除草剤散布ですると、そうした光景は目にしないから、感慨何もなく作業できるのだけどね。