先日 職場の年配の方に
癌が見つかり 手術して無事退院された。
78歳のお方で、初期だった為全摘で
抗がん剤はなし。
但し 腎臓を摘出した為 人工透析が必要となる。
ご本人は透析になる事、癌になった事に
ショックを受けておられて、ご家族も
ガックリ来ていると仰っていた。
わかる。
でも、すぐに 手術出来たなら良かったじゃん
年齢的に考えても 驚く様な話じゃないよ
他にも沢山持病もあるのに
その歳で回復の見込みがあるなんて幸せだよ
と、心で呟く自分がいる
夫も一緒に話を聞いていたけれど
「時間は止まってくれないし、悩んだり落ち込んでも治療からやるべき事、選択はどんどん迫られる。
なる様にしかならないんだよね〜」
と 話していた。
そうか、あなたは
そう気持ちの落とし所を見つけて
毎日ふとした時に押し寄せる不安を
飲み込んでいるのかな… と思えた。
私はもう高齢の方のこういう話や
命にかかわらない病気や怪我の話を聞いても
気の毒に……とは思えない自分がいる。
え、その歳まで生きられたんだから
癌くらいなるわよ。
夫に比べたら あなたなんて大した事無いじゃない
命には関わらないんだから
酷いよね。でも少しイラ💢っとする。
義両親が体調が悪い やら、
少し悪いところがあるとすぐに
調べないと!とすぐに病院へ行く姿を見ると
は??あなた方は息子よりそんなに
長生きしたいのですか?誰の為に?
あなたの息子より悪いわけ無いし、
すでに80年生きて来たんだから
もう小さな事で騒がないで💢
人間 いつかは死ぬんだから
と、心の中で叫んでしまう。
近しい人や家族 自分が癌になって
こんなにも 周りには癌になる人がいるのだと
気がつく。
4人に1人がガンになる時代 は本当なんだと。
私もいつなってもおかしくない
健診していても なるものはなるのだ。
人生は転がる石のようなもの
誰の歌の歌詞だったかな
本当にそうだと思う。
抗えない流れもあるのだ
転がりながら丸くなりながら
この荒ぶる気持ちが
穏やかに受け入れられる日が
いつか来るのだろうか