夏大島を着てお出かけしたのは時事通信ホールで開催されていた沖縄の工芸展です。
入ってすぐの大きなポスターの写真を撮っても良いかスタッフの方に尋ねたら、一緒に撮りましょうかと言ってくださって
ありがとうございます〜なんて言っていたら、私が普段着物を始めた頃より存じ上げている着物ブロガーさんがお声がけしてくださいました
油断1000%のところにお洋服をお召しだったこともあり思考回路がショート寸前で、すぐにあのブロガーさんだ！と反応できず、自分でも何を口走っていたのか
でもこちらが気負うことなくさりげなく声をかけてくださるところとか、大人の余裕というか素敵だなと思いました
さて、工芸展は素敵なものがたくさんあって、作り手さんから直接お話を聞けたり、実演を見せていただいたりと眼福至福のひと時
触って写真を撮ってもいいですよと言っていただいた芭蕉布をすりすり
八重山上布の捺染の実演。
このまま縦糸として機に付けるんですって
花織のコースター体験もできたのだけれど、時間の関係で断念
何か私にもできるもの…
ということで、知花花織ガチャポン
髪飾りをいただきました
体験コーナーも沢山あって、やっぱり何か使えるものを作りたい！と
簪の螺鈿細工に挑戦してみました
黒檀の簪に螺鈿を好きなように貼って行きますが…
細かくて眉間に皺よるわ〜
近眼と老眼のせめぎ合いでぼやける視界
絵心とかどうでも良くなってやたらとびっしり埋め尽くしたくなる貧乏性が顔を出しますが、引き算の美学とか知ったようなことを思いながらこんな仕上がり
接着剤はみ出てたりしてますが、そういうところは仕上げをして後日送ってくださるそうで、手元に届くのが楽しみです
それから与那国織のブースでは小物や端切れも売っていたので、端切れを買わせていただきました
そうしたら、おまけねって
印鑑ケースをいただきました
これは四仕立（ズゥタティ）という衽のない作業着用の仕立てに使われる木綿の与那国織で作られているそうです
リーフレットもたくさんいただいてじっくり眺めるだけでも楽しい
説明してくださる皆さん口々に、沖縄（島）に遊びに来てねって言ってくださるので、すぐにでも飛んでいきたい気持ちになってしまいました
反物の中では首里織の縦糸が麻で緯糸に紙が使われている夏の八寸帯がとても軽やかで素敵でした
宝くじ当たらないかな〜
また次回開催の際はぜひ伺いたいと思います
さてこのあと、もう一件ハシゴしてお出かけです。
それはまた次の記事で