東京国立博物館 表慶館で開催中の
体感!日本の伝統芸能
歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界
企画展は撮影禁止の場合が多いけれど、今回の展示は一部を除いて撮影可能
伝統芸能に造詣が深いわけでもなく綺麗な衣装が見れそうという浅い思惑ではありますが、もちろん伝統芸能に対するリスペクトもあるし歌舞伎や舞踊は大好きです。
じっくり見て写真もいっぱい撮ってきましたが、ここで一つ一つ紹介するのは控えて、まとめてご覧ください
第1章 歌舞伎
金門五三桐 南禅寺山門の場、舞台にも上がれました。
「絶景かな、絶景かな〜」
くらいは私にもわかる
京都に行った時、登るの断念したな〜とか思い出しつつ
豪華な舞台衣装の重厚な刺繍や大胆な紋様をじっくり見ました。
印象深かったのは押隈です。
舞台直後の役者の息吹をリアルに感じることができました。
第2章 文楽
人形浄瑠璃文楽はまだ一度も観たことがなく、いつか行ってみたいと思っていましたが、この展示をみてますます観に行ってみたくなりました
3人使いのお人形のお顔とか担当される高いポジションの方の下駄が高下駄で、さらに草鞋を2足横向きに巻いてあるのが1番驚きポイントでした
第3章 能楽
能楽は薪能を観に行ったことがあるくらいで、能楽堂に行ったことがないので、これも能楽堂に観に行ってみたいです。
やはり重厚な衣装や荘厳な舞台をじっくり見ることができて眼福でした。
田舎の祖父の家に般若の面が飾ってあって、夜とか怖かったな〜って言う記憶が蘇りました
第4章 組踊
組踊(くみおどり)は琉球王朝の時代から中国の使者をもてなすために演じられて来た琉歌や琉舞を織り込んだ音楽劇だそうです。←ざっくり
いや、もうなんといっても見事な琉球紅型がガラス越しではなく間近で見られるのが幸せ過ぎて、一つ一つのモチーフを近づけるギリギリまで接写の激写
中央の『銘苅氏』の天女も美しくて、独自の文化を発展させて来た沖縄にますます惹かれました。
沖縄の染織の旅にいつか行きたい…
第5章 雅楽
雅楽は現代まで伝わる最古の伝統芸能だそうです
右方と左方に編成されて、担当する楽舞が分かれています。襲装束もそれぞれに分かれて展示されていますが、実際に宮内庁式部職楽部で使用されている物だそうです
皇室の式典のテレビ中継とかで目にする機会もありますが、最近はお笑いの番組で東儀秀樹さんをお見かけして親しみやすくされていらっしゃるのかなあなんて無知なりに思ったりしています
表慶館の建物もやっぱり素敵です
写真を撮るセンスの問題で良さがイマイチ伝わりませんが
ちょっとだけ残念だったのは、映像作品が2〜30分で各章ごとにみられるのですが、立って見るのでなかなかツライ…
全部は見られませんでした
でも本物の舞台に観に行きなさいって事よね
楽しみが増えたなあ〜