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初期型メットインジョグ 3KJ のフロント周り換装


nao は初期型(89年?)の 3KJ メットインジョグを持っています。
通勤や買い物スペシャルとして度々復活しては眠りに付くサイクルを繰り返していますが(汗)
タイヤ交換したり
復活整備したり
あ、あと 125ガンマなんてのも持ってたりするのですがこれも眠りについていますね…

さてさて、ジョグですがキタコのボアアップキットで 60cc くらいに上げていて、黄色ナンバー取ってます。
ですが…元が 3KJ の 50cc なのでブレーキはフロントドラムなんですよね…
そして貧弱なフロントフォークは突き上げも凄くて、ギャップに乗ると背骨とか胃の辺りが痛くなると言うとても恐ろしい乗り物です…
その辺もあって、昔からディスクブレーキのフロント周りが欲しいな~とは思っていたのですが、この度めでたく 96年型 3YK8 スーパージョグZRのフロント周り一式を入手しました!
スーパージョグZR なのでフロントサスも油圧式だしブレーキキャリパーはブレンボです。
予想外のスーパーパーツ入手。
ニッシ~君ありがとう~~!!

と言う事で念願のフロント周り換装です。

サクッと付くかと思いきや、やはりそんな簡単では無く(汗)
ステムの長さが 3YK の方がちょっと長い。
5mm くらい、どうにかしないとステムナットを締めてもガタガタです。
ネットを検索したら下側のベアリングレースを 2枚重ねにすれば良いなんてのも見つけましたが、この方法はちと問題が。
ステムシャフト下側はレースの重なる部分だけがちょっと太くなるので、重ねた2枚目のレースはガタガタです。
しかも荷重を受け取るのはレースのエッジなので、直ぐに潰れてしまうでしょう。。。

しばし検討した結果、アッパーのステムナット(ベアリングレース一体型)の雌ネジを削り落として純粋なベアリングレースに改造し、それをナットで締め付ける事で対処。
理想的にはナットと改造したレースは溶接したいんですが、溶接出来る環境に無いし、コンセプト的にお金掛けて外注に出してどうこうする物でも無いし… こう言う事やってるとつくづく溶接機が欲しくなりますよね。

あとは配線の問題。
スイッチボックスが違い、 3KJ の右スイッチボックスはそのまま使えません。
ブレーキレバーのピボットが邪魔です。
では 3YK8 のをそのまま使えば良さそうですが、ライトが 3YK は常時点灯、3KJ は消灯可能。
時代ですねぇ… 調べて見ると販売時に消灯可能なモデルは消灯しても問題無いけど、販売時に常時点灯の車両を消灯すると違反車両になるそうです。
取締りの対象?になるか分かりませんが、とりあえず nao のジョグは 3KJ なので消灯可能でも法令的にも問題無い筈。

常時点灯の結線にして 3YK8 のスイッチボックスでも良いのですけど、デザイン的に同じでライトスイッチ付きの 3XG-H3975-30 (グランドアクシス用?)に変更してライト切り替え式に。

リアブレーキケーブルとキャブレターのスロットルワイヤーも 3KJ では取り付け不可だったので 3YK8 の物に変更し、穴位置が違うステムのハンドルロック穴を開け直し、カウル類の接触する部分を切った貼ったでどうにかして形になりました。

とりあえずの試乗では良い感じです。
既に限界を迎えつつあるブレーキパッドを交換したら本格運用開始ですね。

これで20年来の悩みの種だったブレーキが満足いく形になりました~
あとは 3KJ 初期型のやたら小さいキャブをどうにかしたいですね…
実は 3YK8 のキャブも貰ったんですが、キャブトップのスロットルワイヤー接続部分が壊れていて、なんとキャブトップは部品が出ない!キャブアッセンブリーでの販売になるんですね、知らなかった。。。
と言う事で残念ながら今回はキャブ変更はお蔵入り。

あ!あとマフラーがもう駄目だったので、これは思い切って新品購入しました。
3WF-14610-03、評判の良い JOG90(3WF) の純正マフラーです。

これであと20年は現役続行できますな(笑)