
超スローペースですがコツコツと作ってます。
ようやっとバリ取りを追えたケースとシャフトを合わせました。
ようやっとバリ取りを追えたケースとシャフトを合わせました。
先ずは前準備として、液状ガスケットが固まる事を確認。
過去何度か劣化した液状ガスケットが固化しなくなる現象に遭遇しているので、このチェックは絶対です!
約一日後にチェックしてゴム化している事を確認、作業開始です。
過去何度か劣化した液状ガスケットが固化しなくなる現象に遭遇しているので、このチェックは絶対です!
約一日後にチェックしてゴム化している事を確認、作業開始です。
さて、以下は nao の組み立てノウハウです。
シャフトは予め冷凍庫で凍らせておきます。
ケースは右側から電熱器で温めて、温度差を利用してシャフトを挿入。
この方法なら一発目はクランクインストーラー使わずとも奥まで軽く入ります。
ケースは右側から電熱器で温めて、温度差を利用してシャフトを挿入。
この方法なら一発目はクランクインストーラー使わずとも奥まで軽く入ります。
合わせ面にガスケット塗っている間に左側のケースを温めておいて、左右を接合。
タイミング的にシャフトがまだ冷えていればここでも特工不要なのですが、
今回はちょっと無理でクランクインストーラーで引きました。
タイミング的にシャフトがまだ冷えていればここでも特工不要なのですが、
今回はちょっと無理でクランクインストーラーで引きました。
実はマニュアルの方法とはシャフトを入れるケースの順番が違います。
マニュアルは左ケースにシャフトを入れてから右を合わせますけど、nao は逆です。
理由はその後のセンター出し。
シャフトが動く順番を考慮すると右から入れた方が都合が良いのです。
マニュアルは左ケースにシャフトを入れてから右を合わせますけど、nao は逆です。
理由はその後のセンター出し。
シャフトが動く順番を考慮すると右から入れた方が都合が良いのです。
ケースを合わせてボルトを締めたらプライマリーギアを取り付けます。
コレによってシャフトを完全に右に引き切る事が出来ます。
マニュアルの方法だと最後にプライマリー付けるんですが、その締め付けトルクは 5.4キロ。
シャフトの挿入具合によってはシャフトが右にさらに引っ張られる恐れがあります。
コレによってシャフトを完全に右に引き切る事が出来ます。
マニュアルの方法だと最後にプライマリー付けるんですが、その締め付けトルクは 5.4キロ。
シャフトの挿入具合によってはシャフトが右にさらに引っ張られる恐れがあります。
プライマリー組み込んでシャフトを引き終えたら一旦プライマリーは外します。
これでシャフトは右に一杯引きこまれている筈なので、あとは左からシャフトを引っ張って
クランクシャフトが最も良く回る位置、クランクベアリングのセンターを探します。
これでシャフトは右に一杯引きこまれている筈なので、あとは左からシャフトを引っ張って
クランクシャフトが最も良く回る位置、クランクベアリングのセンターを探します。
上手く行けばクランクを下死点からホンのちょっとズラすだけで自重で上死点までクルンと回ります。
ここからが最も集中力を要求するところで、運命を決する作業でもあります。
前回(今積んでるエンジン)はココで納得行くセンターが出せませんでした。
前回(今積んでるエンジン)はココで納得行くセンターが出せませんでした。
ちょっと引いては確認、ちょっと引いては確認の繰り返し。
地味に時間が掛かります…
地味に時間が掛かります…
大体良い感じの位置を出せました。
90~95点って感じかな?もうちょっと狙えば 100点出せそうですが、ココで欲張ると殆どの場合ロクな目に合わないんですよね(汗)
ヤメテおきましょう…
90~95点って感じかな?もうちょっと狙えば 100点出せそうですが、ココで欲張ると殆どの場合ロクな目に合わないんですよね(汗)
ヤメテおきましょう…
とりあえず山場は越えました!
あとはミッションとかクラッチとかの補機類ですね。
あとはミッションとかクラッチとかの補機類ですね。