RX77-C201 のタコメーターとのシンクロ確認。


先週末は全日本筑波でしたね。
nao も行きたかったけど、勤務の都合で土曜朝から 32時間連続勤務でした。。。(当直24時間+日勤8時間を連続)
で、今日は 32時間勤務明けの休日。
でも明日はまた24時間当直、なかなかゆっくり出来ませんね。

さて、それはそれとして休日なので先日組み上げた RX77-C201 の機能確認を。
RS125R のタコメーターと同調させて作動確認です。
パルスを1回転で何回拾うか?の設定を間違えなければ構造的にズレる事はありえません。
100回転とか200回転とかの僅かなズレが出るのはタコメーターの方がズレてるんです。

スプリングバック式の針を持つタコメーターは構造的にズレを消せません。
古くなれば尚更です。
ステッピング式はその辺は優秀ですがデジタル出力を機械式のアナログ針に変換してるので完璧では無いですね。

なのでタコメーターのズレが気になる場合は実は RX77シリーズを使ってデジタル数値で確認出来たりするんです。

レンジを 100rpm にしておけば、例えばトップエンドで 12800rpm タコメーターが指示してる時に、デジタルカウンターが 5 を示していたらタコメーターが嘘を付いていて本当は 12500rpm だったなんて事も解る隠れた機能があります。

んで実装試験。
オシレーターでパルスを作り出してタコメーターと RX77-C201 にシグナル送り込んで比較。
96 のタコメーターなのでかなりズレてます… 画像では 6000rpm に掛ってますが、RX77 のデジタルカウンターは 1000の桁出力で 5 を指示してる。
つまり 5999rpm 以内って事ですね。この後 100rpm の桁表示に切り替えたら 8 だったので実際は 5800rpm です。
RX77 の機能としては問題無し。
イメージ 1


シフトアップポイント設定を 13000rpm にして確認、無事に LED が光りました。
因みにデジタルカウンターは 1000の桁までは実数で、10000の桁は無く1個なので、10000=A,11000=b,12000=c,13000=d を示すようになっています。
イメージ 2


そうそう、ホンダはタコメーターが他メーカーに比べて特殊です。
シグナル検出線に他の検出線を並列に繋ぐとタコメーターが動かなくなります。
RX77 含めて何らかの機器を繋ぐ時には直列に繋がないと駄目ですね。
これは確認した限りホンダ RS 系に限った事で、少なくともヤマハ TZ 系ではそんな事は起こりません。
シグナルの取り方も本田は特殊です、粗方の推測は付いてるのですがちゃんと調べた事はありません。
状況証拠から nao の推測は合ってると思うのですが、ここでは一応伏せて置きます。



機能確認も問題無いので基板編は終了で次はケースと配線ですね。
ケース加工苦手なんですよね… 板金作業ヘタクソです。
完成まであと3日くらいかな?チョコチョコと頑張ります。