秋月電子通商で販売している MASTECH MAS830L


nao R&D の主力計測器、それは MASTECH製 MAS830L です。
物は数年前に秋葉原の秋月電子通商で \1,000 くらいで買った激安品。
良いのです、趣味で使うには十分です。

が、先日気付いたらバックライトが点灯しなくなっていました。
このテスターには LCD にバックライトが備わっていて点灯する機能があります。

あとは抵抗レンジのミニマムレンジに 0.4Ω程度のオフセットがあるのも見つけました。
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う~ん、直せないかな?値段考えればもう十分元は取ったので買い換えても良いんだけど。。。


って事で分解確認。
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テスターをテスターで調べてたりしてます… クランプメーターはストレート製の物です、DC 測れるクランプメーターあると便利ですね。
以前キャンペーンか何かで安売りしてる時に買いました。
定価じゃ高くて買えません。。。

さて、MAS830L ですが校正用のポテンショメーターでもあれば…と思ったけど、抵抗レンジを校正する POT は見つからず。
これは修理断念。
ま、ミニマムレンジでのズレは一定のようなので運用で対処しましょう…使用者がズレを把握してれば問題は小さいと思われるので。



で、バックライト。


これはヒューズが切れてました。
ミニサイズの 2mA ですが、そんなサイズ持ってません…

なのでこれは通常サイズを強引に半田付け
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良いのです、切れたらまた半田付けすれば良いだけだし、ミニサイズヒューズは入手性が悪いので。。。
通常サイズならウチにも在庫あるし、その辺のホームセンターでも買えるし。

本来はヒューズホルダーを付けるべきでしょうけど、在庫持って無かったしそんなにしょっちゅう切れ無いし、切れてもバックライトが死ぬだけで緊急性は無いのでお金掛けたく無かったし、半田付けです。

こちらは修理完了!

で、機能チェックしてみるとバックライトは点灯ボタンを押してから4秒くらいしか点灯していないんですね。
そう言えばそんな短時間しか点灯しないから役に立たなくて使わなくなって忘れ去られた機能になったんだっけ。。。


こちらについては何とか出来ないか?ちょっと調査。

チャージしてるコンデンサーの容量を変更してやる事で点灯時間を変えられそうなのが解ったので実験。

実験結果からコンデンサー変更。
10μF から 100μF に変更して点灯時間は 40秒程度へ延長
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これで随分と使いやすくなりました。
本当はそこにバイパスするオルタネート式のスイッチでも付けて置けば、スイッチ切るまで点灯しっぱなしとかも出来るんですけど材料が手持ちで無かったので、、一分弱で十分でしょ?って考えで 40秒設定です。
たま~に暗い所で使う時があるんで、光ると助かりますね。


ただ、流石に古いしそろそろ買い換えたいな~とは思ってます。
確か 5年物… 1000円テスターですからもう天寿は全うしたでしょう(汗)

MOTHER TOOL の MT-4510 とか安くて多機能で良いな~?って思ってます。
C-METER(キャパシタンス)が有るヤツが欲しいんですよね、精度はそんなに重要視していないので、目安が付くだけでも違うからとりあえず多機能なのが欲しいですね。