BUFFALO DUB2-40G HDD の USB連動自動電源コントローラーを作ってみました


nao家も貰い物地デジチューナーで何とか期限内に地デジ化された訳ですが、この地デジチューナーには外付けで USB接続のハードディスクを繋げる事で録画機能もあったりします。
素晴らし~

USB HDD も新たに買う事無く、 40GB のを以前別口から貰ったのを組み合わせて使っています。
物は BUFFALO の DUB2-B40G なる製品です。

が… ちょっとした不便が。
説明書きには明確に「●PCに連動してドライブ電源をON/OFFできる「PC連動AUTO電源機能」搭載。」と書かれていますが、
この機能壊れていますな…
念の為、地デジチューナーの問題か PC に取り付けて試してみましたが状況変わらず。

現状では電源オンは自動だけどオフにするには USB CONN 引っこ抜くか AC電源切るか。




あまりにも不便なのと、たまに認識失敗したりする事があるので連動機能を修理出来ないか確認。
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無理ですな… 調査の結果、USB CONN への +5V がHDD本体側の電源から回り込んで何時までも給電されている。
このラインで逆流を止めるダイオードが有る筈なんですが、チップの素子だしどれだか解らん。。。解ってもこれを手半田でやる勇気も技術も無い。


って事で考え方を変更。
要は DUB2-B40G からの電源の回り込みを防げれば良い訳だから、接続の USBケーブルにその機能を持たせてしまおう。
とりあえず電源ラインに DIODE でも仕込んで見れば良いのでは??

早速施行。
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第一弾は失敗。
単に USB CONN の PWR LINE にダイオード仕込んで電源を回らないようにしたが、それだけでは HDD の自動電源機能は連動しない(汗)

ちょっと考える。

テスト基板を作って実装して実験。
結果、電源の他に DATA+ も分離しないと駄目見たい…



う~ん、要は USB の PWR をカット(回り込みを防ぐ)して DATA LINE を切り離せば良いわけだから…
USB CONN への HDD からの PWR の回り込みをダイオードで押さえて、さらに給電が止まったら DATA LINE も切り離すように PHOTO MOS RELAY で DATA+ を切ってしまおう。
何時ものように走り書きで図面を書いて。。。

材料は手持ちであったので(と言うより、有る材料でどうにか出来ないか考えたのですが~)サクッと製作、実験。
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成功しました。


本来は修理出すか買い替えの方が正しいのですが、ま、出来るだけの事はして使い続けましょう。
これで予約録画もやり易くなって大変便利♪

今回は我が家の余り物で作ったので材料代0円、工数2時間。
高いか安いかは今後どれだけ耐えるかで解ってくるでしょうか~ お金があれば新しいの欲しいですが(泣)