3月11日、日本は大変な事になってしまいました。

今以て原発の心配もあり、全く安心出来ませんが僕らはやれる事をやって一日でも早い復興を目指すしかありません。
大変辛いです。

nao は後述する幸運が重なり、大きな被害を受ける事がありませんでした。


さて、3/11 nao 家では何があったのか?ざっと纏めておきます。


nao 家は 2/28 に空気清浄機を購入していたのですが、どうやら初期不良のようで 3/10 に故障してしまいました。
本来 3/11 は日勤で出勤の筈だったのですが、会社の都合により nao は休みになっていました。

何故か 3/10 は全く夜眠れず、自然に貫徹。(今にして思えばなんらかの予感だったのか…)
ヨドバシ横浜の開店を待って電話連絡し、朝一で空気清浄機を持って家を出ました。
きわめて平和な一日である筈だったのです。

午前9:30 にヨドバシへ向かってバスと電車で出発。
10:40頃だったかな?ヨドバシへ着いて状況説明をした結果、電話では修理に出して1週間程度と言う話だったのが、あまりにも短期間で故障と言う事で急遽新品交換となりました。

実はこれが一つ目の幸運でした。空気清浄機が新品になった事では無くです。

当初の予定では、手ぶらになったら横浜を探索するか秋葉原にでも出ようかと思ってたのですが、急遽新品を持ち帰る事になったのでとても歩き回れる状況ではありません。
そのまま相鉄線横浜駅より自宅に向かったのが 11時過ぎでした。
丁度お昼前に自宅に到着。

nao は寒がりなので帰宅次第ストーブを焚いて暖を取り食事にしました。
前日寝てない為か、13時頃には猛烈に眠くなって来たので、ざっとお風呂に入って仮眠する事に。
これが二つ目の幸運、普段通りストーブ焚いたまま過ごしていたらと思うとゾとします。

14:20頃には布団に入って、寝ようとした辺りで何故か心臓が痛いと言うか苦しい。
なんだコレは??と思ってたらグラグラと始まりました。
揺れが尋常では無い事は直ぐに解りました。
寝室に設置してある棚が倒れるとマズイのでそこから非難して暫くすると、居間の方から物凄い音が聞こえて来ました。
居間に展示してある TZ が転倒し、ストーブに体当たりしたらしくストーブも倒れています。(もしストーブ焚いていたら…)

テレビを付け地震速報を確認。
直後の混乱具合は物凄い様子でした。これは震源地近くはただ事では無いな…と思う状態です。

その後も余震は続き、危険は継続している様子。
一旦外に出て団地の外壁等を確認。
可能な限り近所も見て大きな被害が無いのを確認後はテレビを見て状況把握に努めてました。

数時間後のニュースで横浜のハマボールの外壁が崩れたと…横浜は甚大な被害のようです。
もしも横浜に留まっていたならば… ハマボールの付近に居なかったとは言い切れません。

また、電車も当然止まり足止め状態。
これが三つ目の幸運、本来通り羽田へ出勤していたなら… 間違い無く帰宅難民です。

嫁は横浜で働いているのですが、公共交通機関が停止して帰れないから車で迎えに来いと。
無理です!横浜周辺は信号機も停止し交通規制も敷かれ、まして道路には車が溢れ身動き出来ない状況です。
とは言え放置と言うワケにも行かないので 18時頃だったかな?ハイエースで横浜へ向けて出発。

途中サイド7の脇を通り過ぎたのでちょっとだけガレージの中を確認。
工具類が多少散乱していましたが RS は普通に立っていました。
じっくり見てる余裕はなかったので、ざっと片付けてそのまま出発。

通常我が家から横浜までは 1時間ちょっとで到着なのですが、予想通り道路は全く動かず到着の見込み無し。
嫁さんは会社の同僚と歩いて相鉄線の希望が丘まで出るとの事で目的地設定を変更。

その後、バスが捕まったのでさらに目的地が変わったとの事で西谷駅へ変更。

23時過ぎに西谷で嫁を確保。

ここから帰宅を目指したのですが… 帰りはそこそこ順調だったのですが保土ヶ谷バイパスが大渋滞で全く動かず。
横を見ると東名高速への導入路はスムーズに流れている… 嫁と相談し、急遽横浜町田インターから東名高速へ。

我が家の場所知ってる方は解ると思いますが、我が家は東名高速の綾瀬バス停のすぐ近くです。
なので、通常静岡方面に行く時は厚木インターから乗りますし、東京方面へ行く時は横浜町田インターから乗ります。
なので、横浜町田 - 厚木間は全く乗る用事が無く、これまで未知の道路でした。
まさかこの区間に乗る事になるとは。
初めて海老名サービスエリアに入ってしまった。

スムーズに厚木まで来たら、圏央道で海老名まで。
普段なら許されない贅沢な有料道路の使い方ですが、もう疲れ切っていたのでそんな事も言ってられない状況でした。

帰宅してテレビでニュースを見て津波の被害に驚きました。

また、被災地域の住所を見ていたらレーサー仲間が住んでいる地域も出ていてさらにビックリです。
直接の連絡は出来ていませんが、人づてに確認をとって友人のレーサー仲間は無事だそうで一安心です。
しかし喜んでばかりも居られません、津波に飲まれた方の遺体が 200 も 300 も上っているとか… まさに地獄です。

この様な状況下でも nao は今回幸運だけで殆ど被害無くやり過ごす事が出来ました。
もし横浜に留まったり都心に出ていたら…
もしストーブ焚いてのんびり過ごしていたら…
もし出勤して羽田に居たら… 

幸運はそうそう続かないので気を引き締めておかなければなりませんね。


最後になりますが、被災した方々は本当に辛く大変だと思います。
なんと言葉を掛けて良いのか、本当に言葉が出ません。
今はただ頑張って下さいとしか言えないのが辛いです。