ちょっと気になりだしてしまったので、ステムベアリングに使うグリスを徹底的に調べ上げて見ました。
nao は今までステムの組み上げには手持ちの適当なグリスを使ってました。
遥か昔に買った蛇腹式のモリブデングリスと wakos の MPG、それと何だか解らない白い(確か高級品だったような…)グリスと。
遥か昔に買った蛇腹式のモリブデングリスと wakos の MPG、それと何だか解らない白い(確か高級品だったような…)グリスと。
その他シリコングリスとかも持ってるけど、コレだけは用途を限定していました。
グリスにより耐加重とか耐熱に対応があるのは知っていましたが、ま~あまり気にせずに。。。基本大雑把な性格なんで。
が!今回 '10RS を解体した時に僅か1年 5レースでステムベアリングが死んでいる事にちょっと驚き。
'96RS では丸々3年くらい全く問題無く使えてたのです。
無論、今も調子良いまま。
TZ も問題無く今もステムはスルスルのままです。
'96RS では丸々3年くらい全く問題無く使えてたのです。
無論、今も調子良いまま。
TZ も問題無く今もステムはスルスルのままです。
'96RS と '97TZ で使ったグリスと '10RS に使ったグリスは違うのです。
要因は色々有るのでしょうけど、やっぱり適正適所でグリスを選ぶ事も大事かな~と。
さて、ここからが本題。
96RS と 97TZ に使ったのは手持ちのモリブデングリス。(20年位前に買ったハズなので今となっては正体不明)
これはモリブデンが添加されているだけで、ベースはリチウムせっけんグリスです。
これはモリブデンが添加されているだけで、ベースはリチウムせっけんグリスです。
このグリスでも良いのでしょうけど、ちょっと調べるとモリブデンは金属に攻撃性がありベアリングには宜しく無いと… やはりそこは性格上気になったら我慢なら無い性分なので調査。
世の中にはベアリンググリスと言うのも存在しますが、どうもコレは高速回転する産業機械向けみたいです。
世の中にはベアリンググリスと言うのも存在しますが、どうもコレは高速回転する産業機械向けみたいです。
RS のマニュアルにはステムのグリスはマルチパーパスとしか記述は無く、TZ125/250 のマニュアルでもヤマハグリースBとされているので、ただのリチウムグリス。
しかし 07CBR600RR のキットマニュアルを調べると、細かい指示がありました。

しかし 07CBR600RR のキットマニュアルを調べると、細かい指示がありました。

ステムベアリングには協同油脂のエクセライトEP2(または相当品)と指示があるでは無いですか!
そしてスイングアーム関連にはマルチパーパスグリスながらも、シェルアルバニアEP2との指定が。
そしてスイングアーム関連にはマルチパーパスグリスながらも、シェルアルバニアEP2との指定が。
この二つについて調べてみました。
どちらも耐荷重用の極圧グリスで、違いはベースのグリス。
エクセライトはウレアグリースでアルバニアはリチウムのようです。
ウレアのほうが耐久性(経年変化や耐候性のようですが)が高いようです。
対してアルバニアEP2 の方が耐荷重性は僅かながら上のような気配です。
どちらも耐荷重用の極圧グリスで、違いはベースのグリス。
エクセライトはウレアグリースでアルバニアはリチウムのようです。
ウレアのほうが耐久性(経年変化や耐候性のようですが)が高いようです。
対してアルバニアEP2 の方が耐荷重性は僅かながら上のような気配です。
どうもハッキリしないのですが、この EP って名のつくのは耐荷重型のグリスなのかな?
この辺は引き続き調査ですね。。。
この辺は引き続き調査ですね。。。
125レーサーであれば荷重も低いし、恐らくはただのグリスでも問題無いのでしょうが、気分的に EP2 を使う事にしました。
って事で早速エクセライトEP2 を手配。
モノタロウでエクセライトNo.2の取り扱いがあったので注文して見ました。(EP-2 って表示は無いけど、協同油脂の hp から調べるとこれが EP-2 みたい)
って事で早速エクセライトEP2 を手配。
モノタロウでエクセライトNo.2の取り扱いがあったので注文して見ました。(EP-2 って表示は無いけど、協同油脂の hp から調べるとこれが EP-2 みたい)
これらを使って組み上げてみたいと思います。