物は nao 製作のシフトアップインジケーター、RX77-C108 です。
元々 naoTZ 用に製造しましたが、その後naoTZ は C109 を製造して換装したので、現在はテストベッドの役割を担ってくれたさかい号に貸し出し中です。
元々 naoTZ 用に製造しましたが、その後naoTZ は C109 を製造して換装したので、現在はテストベッドの役割を担ってくれたさかい号に貸し出し中です。
RS125R では無事に稼動していたのですが、先日別のバイクに取り付けた所パルスカウンター(デジタルタコメーター)が全く動かず使えなくなってしまったとの事。
以前にも電源の問題で破損した事があるのですが、この時にはデジタルタコも全く無点灯。
今回は power up 時のセルフテストは行われて通るとの事なので状況が違いますね。
以前にも電源の問題で破損した事があるのですが、この時にはデジタルタコも全く無点灯。
今回は power up 時のセルフテストは行われて通るとの事なので状況が違いますね。
このユニットはタコメーターシグナル、もしくはイグニッションのパルスを拾ってフォトカプラーを通してパルスを PICマイコンに取り込み周波数を数えさせて、それを 7セグLED に表示。
設定した回転数に到達したら外付けの LED を点灯させると言うシフトアップモニターです。
設定した回転数に到達したら外付けの LED を点灯させると言うシフトアップモニターです。
別のバイクに付けたら以後動かなくなった、デジタコも全く動かないって事で大体の原因は推測が付いていましたが… 推測通りフォトカプラーと定電流ダイオードが焼き切れています。
元々、何か入力に異常が出て壊れてもフォトカプラーまでのユニットで切断して被害を拡大しないように狙っているので、狙い通りです(笑)
それだったらその部分だけモジュール化しておけば修理も容易いんですが、そこまで頻繁に壊れる事は意識して設計してないのでやっぱり半田付けを剥がして部品交換です。
電動の半田吸引器が欲しい。。。
それだったらその部分だけモジュール化しておけば修理も容易いんですが、そこまで頻繁に壊れる事は意識して設計してないのでやっぱり半田付けを剥がして部品交換です。
電動の半田吸引器が欲しい。。。
さて剥がした部品をチェック。
ん?ちょっと耐圧が低い CRD でしたね… そう言えばフォトカプラー方式で作ったのはコレが初めてで、当時何もかも手探り状態でした。
色々と解って来たその後の C109 以後は耐圧を2倍程度に上げた CRD で回路組んであるのですが、コレは壊れなかったし未改修でした。
ん?ちょっと耐圧が低い CRD でしたね… そう言えばフォトカプラー方式で作ったのはコレが初めてで、当時何もかも手探り状態でした。
色々と解って来たその後の C109 以後は耐圧を2倍程度に上げた CRD で回路組んであるのですが、コレは壊れなかったし未改修でした。
今回の破損原因はイグニッション電圧が耐圧を超えてしまった為のようです。
本当はオシロスコープでもあれば、実際のバイクを調べて対処したいんですが、そんな高度なオシロ持ってませんので、”このくらいの電圧だろう…”って推測で山勘の設計です。
やっぱり千石電商で売ってる DSO-nano 買おうかな(汗)
本当はオシロスコープでもあれば、実際のバイクを調べて対処したいんですが、そんな高度なオシロ持ってませんので、”このくらいの電圧だろう…”って推測で山勘の設計です。
やっぱり千石電商で売ってる DSO-nano 買おうかな(汗)
部品交換と、耐圧を高める変更を施して、テストベンチでチェック。
問題無く設定回転を示しています。(因みにX1000回転で表示、0~9 は直読、A~F は 10~15 ですね)

問題無く設定回転を示しています。(因みにX1000回転で表示、0~9 は直読、A~F は 10~15 ですね)

あとはオーダーで shift up LED を増設したいとの事だったのですが、実はコレは元々 3ch 分設計があって、うち 2CH は LED をそのまま当てれます。(LED の明るさをコントロール出来る)
なのでコネクターから配線を出すだけで完成。
残り 1ch はパワージェットコントロール用なのですが、これについては未だかつて機能を使った事がありません、ちゃんと動くのだろうか(汗)
なのでコネクターから配線を出すだけで完成。
残り 1ch はパワージェットコントロール用なのですが、これについては未だかつて機能を使った事がありません、ちゃんと動くのだろうか(汗)
さて、全日本茂木までに納品ですね~