3/13 の筑波選手権と 3/14 のエリアを観戦に行って来ました。


今年は筑波選手権に参加(参戦と呼べるレベルには居ないので。。。)のつもりなので、その偵察も兼ねて開幕の現場に行って来ました。

今年からレギュレーションがちょっと変わって車体回りにも変更が加えられます。
主だった所ではラム圧の禁止と最低重量のアップ。
これらの解釈がどう出るか?に興味津々だったので、当初の予定では朝は車検場に張り付いてやろうくらいのつもりだったんですが… 

前日にさかいさんと同じガレージを共用していたライダーさんから急遽手伝いを頼まれてそちらに回りました。
彼のマシンは 2000年式 TZ125、いいな~スクエアエンジン(笑)

ウェイトを積んでいないのが前日夜に判明したので、たまたま手持ちで持っていた体重計2個で測定。
ふむふむ… 約3kg のウェイトが必要そうです。
スクエアエンジン、バルブ無しの完全スタンダードで余計な補器類一切無くマルケジーニなので当然ですが nao TZ よりかなり軽いですね。(ypvs が無いだけでもかなり違うと思われる)

かき集めたウェイトをアチコチ搭載して再測定でタンクレス75kg にアジャスト。

これで翌日車検に挑んだんですが、結果は 3kg オーバーの 78kg… 積んだウェイト全部剥がしました。。。
体重計の誤差とも思えないんですが、この件はこれ以上触れないで置きましょうか… 次回もこれで通るとは思えないんですが。

重量測定は結構混乱していましたね、そりゃそうでしょう。
計量値が安定していない印象を受けたので、自前測定よりも重くしておいて結果次第では簡単に外せるようにして置くと良さそうです。

対してラム圧ボックスの加工は大きな問題にはなら無そうです。
って言うか、ラムボックス外してたバイクが殆どだったんですが(汗)
nao RS はラムボックス改で挑みたいと思います。


予選決勝。
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よく知ったライダーも何人か出ているので彼らの走りと位置を参考に。。。
特に青いバイクの某選手は nao とタイムがいつも同じくらいだったので、彼の走りと位置には多いに興味がありました。(nao は newRS に乗り換えてからはお話にならないタイムしか出ていませんが…)

あとは赤系のメタリック?の3人のパパ。
彼は nao よりちょっと(かなり?)速いので彼の位置にも着目。

ふむふむ、何だか知り合い皆さん苦しんでます。
ウェイトがどうとか、ラム圧がどうとか言う感じじゃなくて何だか全員自分の走りを見失ってしまってるような印象。

その中でもレースになると俄然走りが良くなる某姉さんは元気でしたが。。。練習でもあの走りが出来れば練習効果がかなり高くなりそうなんですが~

トップ争いも白熱していましたが、実はあまり興味持って見ていません。

観戦オンリーだったら観客席で缶ビールでも飲みながら注目してたかもしれませんが、まかりなりにも今は臨時チームスタッフとして働いていますから、TZ125 の挙動に注目です。

実はこのバイク、決勝には nao のアドバイスでタイヤのコンパウンドを前後Cに変更していたんです。

予選ではDコンパウンド。

nao の経験から、TZ はDだと跳ねちゃうし初期のステアに旋回力が発揮出来ないので、TZ では前後Cを使っています。

予選終了後のDコンのタイヤ見たらタイムの割りに異様に荒れていたんで話を聞いて、Cを推奨して置きました。
そしたら nao の押しもあって、Cを使うと。

いざCを選択されると、nao も責任ありますからもうドキドキです。
決勝一発勝負でタイヤを変えるのって怖いですよね。
決勝終わってから”どうだった?”って聞いたら良かったですと言って貰えたのでホッとしました、この瞬間が一番ドキドキでした。
nao の私見ですが、TZ は柔らか目のタイヤで路面にへばりつかせて粘りで曲がるような印象です。
跳ね出すと美味しい所を使えない感じですね。
立ち上がり加速では RS には適わないので、入り口の旋回力に全てを預けるような感じです。
昔タイヤサービスに相談した時も、 RS なら D だけど TZ なら今日も C だ!と真夏にアドバイスを貰っています、RS と TZ はサスの使い方が違うと言われました。

さて、次戦は nao も参加の予定なんですが、現状を考えるとかなり厳しいです。
周回遅れは避けたいので、これまでベストが 3秒に入らなければ選手権には出ないと言う自分自身の決め事でやって来ました。

今の自分では問答無用で周回遅れです。。。 今回最後尾を走っていたライダー、前回の練習時に追いつけもしないが離されもしないと言う様な状態だったんです。
現状はかなり厳しいですが、去年96で3秒入れたし次戦は参加の方向で。
nao の実力で3秒に入れる苦しさは身を持って良く知ってるのでそうそう簡単ではありませんが、一度は出来ているのですからきっと取り戻せる筈、そう信じて進みましょうか。



明けて翌日、エリア J-GP3。
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こちらはさかい選手が出場してるのですが、チーム員含めてお手伝いさんが豊富に居て、nao も加わると邪魔になりそうなので一歩引いて見る事にして置きました。
電装が壊れた時だけ出しゃばる事にして(笑)

こちらも決勝はかなり苦しんでいたようです。
猿も木から落ちると言った印象です。。。初めて最後尾を走る姿を見ました。
でも状況は好転してきているようですし状況は悪くは無さそうです。
マシン面に対しても、走りに対しても、nao からは言える事が無いので、頑張ってくれとしか言えないのが辛い所ですが。
nao はビカビカ光る部品とかは作れるけど、速くする為の部品は作れないんですよね(笑)そんなの作れたら nao がこの位置に居ませんけど(泣)


あとは ST600
時間の関係でエリア決勝全部は見れなかったのですけど、激しい。。。
凄いバイクですね、600。
維持費も激しそうだし、クラッシュコストも激しそう(汗)

これまた物凄い近所のライダーさんも参加していたりするので注目していましたが 125 とは別の激しさです。
なにせ荒々しい。
一度は乗ってみたいですが、125/250 とはまったく別の操舵が必要な印象です。
この辺は今度御近所さんにじっくりと話を聞いてみようかな?と思います。


今回は色々と収穫が大きかったです。
レースって微妙ですね、全てがかみ合うと恐ろしい程のパフォーマンスを発揮しますが、何か一個がちょっと欠けただけでもバラバラになってしまいます。
nao もバラバラになったパズルを早く組み立てて以前の自分を取り戻して超える所に行かないとですね、頑張ります。