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02ケース98補器類のスペアエンジン製作中。


今日も前回に続きスペアエンジン作ってました。
ケースのガスケット掃除して、クランクベアリングとクランクシャフト交換。

何時ものようにケースを熱して冷凍ベアリング挿入。
なんだか勘合はキツイんですが、微妙に中で踊った跡があるので、ベアリング固定用の LOCTITE(RC40) でベアリング固定して置きました。

ここまでは順調。

さてマニュアル広げて… と思ったら、持って来たつもりがガレージに置き忘れていました。。。
ここでマニュアル取りに行ってちょっとタイムロス。


マニュアル持って来て軽く読んで、いざ組み立て!
冷凍しておいたクランクシャフトを熱したケースに挿入。
L & R ケース合わせて… あれ?シャフトが重い。
引張りすぎました。。。

やり直し。

ちょっとだけシャフトをクランクセパレーターで押してやって、やり直し。
合わせ直してボルトを締めると…おお!かなり軽い!ほぼ完璧にセンター出てるんじゃない?
ちょっとだけクランクシャフトの位置を調整して見るか… と思ったら欲かき過ぎました。
引いた押したでなんとかリカバリー?でも合わせた直後が一番良かったような… 
仕方ないですね、今回はコレで良いでしょう。

一応自重でほぼ上死点向くので問題無いレベルでしょう。
でもこのケースは何だか調子悪いです、微妙に歪んでるのかな?合わせがかなり微妙で難しいです。
新車のケースは全然楽だったのですけど。
次回はケース交換ですかね。
今回のクランクは70点くらいですかね?あまり上手く行きませんでした。

あ、全部部品揃えてたつもりがクランクシャフトのオイルシールが無いです… HRC品番の方、買わないといけません。
作業前にはしつこいくらいに再確認しなきゃですね。

あとは補器類を組み込み。

プライマリーギアの組付けにはマニュアルには指定無いですが、高強度のロックタイトを併用しています。
以前富士でプライマリーギアのボルトが緩んでケースから飛び出した例があるので。
プライマリーのボルトとワッシャー、カラーも交換しました。
ここが緩んだらかなりのダメージなので、念には念を入れて置きたいと思います。
あ!あとパルサープレートの取り付けはちゃんと表裏確認しました(笑)


ケースの合わせに使うボルトは毎回全交換しています。
組み付け中に折れた事ありますし、走行中に折れたバイクも知っていますので。


残りはクラッチ関係です。
とりあえず今日はここまで。