mfj の今年の車両公認から我が家の2台がついに外れました。


96RS125R と 97TZ125 は共に公認車両としての継続が終わり、これにより mfj の GPフォーミュラクラスへの出走が不可能になります。

ただし… 厳密には国内ライセンスのライダーのみ。


??と思われるかもしれませんが、実は GPクラスで公認車両を使わなければならないのは国内ライセンスのライダーのみなのです。

国際ライセンスでエリア以上に出る場合には車両基本技術使用に合致していれば自由です。

ですからワークスマシンや RBB や NER 等の非公認マシンも存在しえるワケです。


*** (注)国際ライセンスライダーが非公認になった車両を使う場合、公認車両そのままでは、実は基本技術仕様に合致していない部分もあります。
それは”公認車両”として申請されているならば OK だったのですが、公認車両から外れた車両を基本技術仕様に合致した車両として使う場合には改修が必要な部分もあります。
例えば燃料タンク、旧型のように突起物のある注ぎ口を持つタンクは基本技術仕様には合致していません。



国内ライセンスに関しては、車体に関する知識が低いライダーもいるでしょうから公認車両制度である一定の決まりの元にスタンダードの車体を提供する趣旨は解ります。

問題は、なぜそれが年度更新であるのか?って事です。

一度公認されているのですから、余程レギュが変わって車体が合致しなくなったとかで無い限り公認が切れる納得の行く理由が見当たりません。

ここでは伏せて置きますが、結局突き詰めて行くと大人の事情が垣間見えます。
やだやだ…

何だかもう参加者の立場を全く考慮していないとしか思えない mfj のレースに出る気が本当に失せて来ました。


nao の夢は全日本参戦で目標は国際ライセンスでした。
その為にこの2台を使って今日まで頑張ってきたワケですが、幸か不幸か新車買った後に非公認となりました。
新車の方は当然公認ですから、出場権利はあります。
ありますけどね… 04model RS で出れますけどね…



国際ライセンスを所持していない nao には、もう去年までの相棒のこの2台を選手権レースで使う事は出来ません。

性能的にも車両の状態としてもレーシングマシンとしてまだまだ使えるんですけどね。
今までご苦労様でした… これにて 96RS と 97TZ は mfj 定年退職です。


ま、裏を返せば mcfaj 専用マシンとして mfj レギュ気にせずに車両を作れるわけですね。
アブガス仕様にでも戻してしまいますかね~
最低重量も思いっきり軽く出来ますね、やっぱりバイクの醍醐味は機動性ですから重かったら意味ゼロですしね… 電装の付け過ぎには要注意(笑)