RS125R用のステッピングタコの修復にチャレンジして見ました。


先日筑波で不幸にも潰してしまったさかいさんのステッピングタコ。
高いんですよね、この部品…


結構派手にケース毎潰してしまっていて、試しに電源投入してみたら暴走してました。
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もしかしたら見た目は別として機能的には再生出来ないだろうか??



物は試しでさかいさんから筑波で強奪して来ていました。



修復チャレンジです。

先ずは分解しなければなりません。
メータはカシメで閉じられているので、カシメを解いてケースを開けなくてはなりません。

当然カシメ起こしなんて持ってるワケありません…


なので 100円ショップでマイナスドライバーを購入。
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それをバーナーで炙って焼きなまし?をして曲げて削ります。
余談ですが先日たまたま友人に教わった焼きなましがイキナリ役に立ちました…

出来上がりはこんな感じ。
実用十分でしょう。
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それを使ってちょっとずつカシメを起こして行きます… ある程度以上起きたらラジオペンチでグイグイと起こして行きます。
傷だらけでイビツになりますが仕方ありません、所詮は 100円工具で強引に作ったカシメ起こしですから。
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分解完了!
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そうそう、何故か RS125R のタコにはチップLED が装備されていて、照明機能があります。
ナイトレースを想定してる!?
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さてパルスを放り込んでチェック。
電源投入時の暴走は歪んだケースから取り出して各部当たってる所を修正したら収まりました。
針の軸が曲がって無かったのが救いです。

参考までに我が家の校正用ノーマルメーターとデジタルタコを使って補正。

無事に機能面での修復は終わりました。
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あとはさかいさん所有のスプリングリターン式のノーマルタコを強奪してケースとガラスの流用で組み上げる予定です。
が… 御本人の希望もありちょっとした小細工予定(笑)
出来るだけメーターパネルに分散した機能は集約したいですよね。