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24日に筑波に行って来ました。


血に飢えた野獣が結集する地、筑波…(← nao の持つ筑波のイメージ)
選手権前とあって相当殺気立つ筈、怖すぎるが日程の関係もあり走行してきました。

やはり選手権前とあってパドックは近年にしてはかなり混んでいます。

それでも S枠は売り切れてなくて空きがあるようです。
本日の予約は S1 8:30~のみ。
それの状況次第で2本目を買う予定です。

前日 21:00 頃には筑波入り。
当然ポールポジションかと思ったらすでに1台居ました… まさか負けるとは。
仲間内のピット確保の為に並んで置いて、nao は選手権出るわけでは無いし、1本走るだけだからピット外にと思ったのですが、”自分で取ったんだから入らなきゃ駄目!”と言う言葉を頂いたので有り難く 8番ピットへ入れて頂きました。


久し振りの筑波、すでに走り方も施設の概要も殆ど忘れてます。
ざっと準備して見える範囲でコースを見学。
う~ん、ブレーキングポイントどこだっけ??

周囲を見ると選手権に出るであろう野獣達がうようよいるじゃないですか… 緊張でお腹痛くなってきました…


S1 の走行券購入。
確認すると S2 には空きがあるそうです。
よし!状況次第で2本走れそうですね。


S1 8:30 ~ 9:00

08:09 気象条件
気温  21.5℃
湿度 66%
気圧  1014hp

キャブオーダー
MJ  = 175
MJH = 3.9
JN  = 69-34(4)
SJ  = 42
PWJ = 45(CUT MODE の初期設定  4)

気圧が富士とエライ違うせいか、筑波は暖気でのレスポンスが物凄く良いです。
富士ではもっさりするくらい濃い目にしておくのがベストですが、筑波は素直に針の回転上昇具合で決められますね。
暖気で 13000rpm 越えて回るくらいまで詰めて OK な感じです。
富士仕様のまま圧縮詰めたベースガスケットとリードガスケットなのですが、筑波ではもうちょっと抜かないとデトネが恐ろしい感じもしますが、これもテストの一環で。

さてコースイン。
まずはナラシマークを貼ってコースを5周ほど回る予定。
目的は新品のブレーキディスクにゆっくり熱を加えてナラシて行く事… はタテマエで、その実態は nao がすっかり走り方忘れてしまっているのと野獣達の動きを観察する為

結構混んでいるのですが、全員1秒とか 2秒台とかで走られたら冗談では無いです…即帰ります。

コースインしようとしたらイキナリ係員に止められました。
今日は一人で来てるので腕章(同行者が居ない場合には装着が義務付けられる)が必要なのですが、すっかり忘れてしまいました。
コースインしたら1周回ってピットインして腕章付けますと申告してとりあえずぐるっと1周。
腕章どこ置いたっけ?(汗)
数分探して地面に落ちてるのを発見、貴重な時間を無駄にしてしまった…

4周ほど走ってピットイン、水温確認、ブレーキディスク確認、デトカンもほぼ問題無し。
野獣達を交わして走る事… 出来そう?? ナラシマークを外して再度コースへ。

しかしうまく行きません!
何がどうって、全く乗れない。
客観的に見る自分で駄目出ししてるくらい全く乗れない。
物凄く遅いのに物凄く危険な目に合ってます… ブレーキ離せ無い、バンク出来無い、アクセル開けれない、加速でバイクから落ちそうになる… なんですかコレは…

落ち着きを取り戻す為に一旦ピットへ入って深呼吸。
オリイメカさんが心配してくれてリアサスの挙動とか見てくれますが、そう言った問題では無いです… nao がバイクの動きを阻害してるだけです…

ピットで深呼吸してちょっと落ち着いたら色々と思い出して来ました。
瞬間、ガチガチに緊張していた体もほぐれてきて、コースを見てたら
あの辺の野獣なら襲えねえか?
みたいな勘違いな思惑も…
ラップタイムはらっぷくんの不調で殆ど取れていなかったのですが、なんの根拠も無い思惑とほんのちょっとの闘争心が出てきたようです。

気合を入れて再度コースイン!
ピットロードを疾走してくと走ってる最中になんとレッドシグナル。
そのままピットアウト…


走行後確認。
デトカン 116発。
打ってる場所からして問題は薄いでしょう。
水温はガムテープ1枚で 52度、問題無いでしょう。
トップスピード 183.8km 問題無いでしょう。
ベストタイム 1.23.819 … 
許されん大問題…


らっぷくんが送信機を共用している3台共に不調で、送信機に何かしらの問題が出ていたようですが、いくらなんでも 23秒台って何ですか… 多分本当のベストでも15秒が精一杯だったと感じます。
このままでは当然終われません!!

タワーに行って S2 の券を購入。
送信機を自分の物と交換して設置。

車体を確認すると、こんなふざけたタイムでもリアサスがやたらと入っています。
残スト27mm。
イニシャルを半回転巻いて置きます。




S2 10:30 ~ 11:00

10:24 気象条件
気温  24.0℃
湿度 56%
気圧  1015hp

キャブオーダー
MJ  = 175
MJH = 3.9
JN  = 69-34(4)
SJ  = 42
PWJ = 45(CUT MODE の初期設定  4)



キャブは S1 と変更無し。
燃料作ってリアサスのイニシャルを 0.5 巻いただけです。

その間、随分と落ち着きを取り戻したのか色々と走り方を思い出してきて、見える範囲でコースを確認。
ああ、そうだった、あそこでインに寄るんだ… あそこでブレーキだった、とか色々と思い出して来ました。
とりあえず8秒くらいは出して置かないとマズイでしょう、頑張らなくては。

走行準備してゲートへ。
先程の走行枠で、どうにも邪魔だったであろう事で(コーナーで抜かれたのにストレートで抜き返しちゃった)睨み付けられたバイクさんが居たので謝ってきました。
あのタイムでレコードライン走って邪魔しちゃ怒りますよね、ゴメンナサイ…

さてコースイン。

随分と体も自由に動きます。
らっぷ君も今回はちゃんと作動します。

バイクの調子は良いですね、ストレートは相変わらず速いです… 乗ってるライダーの実力を遥かに超えるパワーを持ってます…

タイムを確認するとおよそ6秒前半。
自分的には良い感じじゃないか?と思ってるのですが、このタイムもその実態は nao RS のパワーに物を言わせてるだけでして…インフィールドの遅さを加速力だけで取り戻してるのが実態。

そして今回は選手権前の枠。

気付けば nao の後ろにはパワー差にイライラしてる野獣達が渋滞してるじゃないですか(滝汗)

コーナー出口では2台も3台も横に来るのですが、申し訳無いけどストレートで前に出ちゃうんです…
遅いライダーに速いマシン、人をイライラさせて怒らせるにはこの上ない組み合わせですね…

勿論絶対的なタイム差を持つライダーは当然抜いていくのですが、そのイライラ具合は前を走る nao に取っては恐ろしいプレッシャーとなりビリビリと伝わります。

こ… 怖いよぉ!肉食の血に飢えた野獣達が後ろでイライラしてるよぅ…(大泣)

そんな野獣達から必死に逃げてた為かタイムは 5秒台に入り安定し始めました。


そんな中、nao の後ろで渋滞していた野獣達の中から第二ヘアピンで一台のバイクが飛び出して行きました。
さかいさんでした、流石キット車、速いですね~

nao RS を意識してか、さかいさんの最終コーナーへのアプローチがレコードラインから外れたイン側に位置します。
チャンス!出来る限り後ろを追いかけさせて貰いますよ!この段階でのベストが 1,5.38 でした。
なんとかこの後の 1周で 4秒台へ… と目論みます。
うわ~かなり寝かすね、最終コーナー、あんなに寝かして大丈夫なんだ!?すげ~と思ってた矢先…
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そしてここから先は血に飢えた野獣達が抑えが効かなくなったのか、さらに転倒率が上ったようで、あちこちイエローフラッグ。
最終コーナーではもう一台吹っ飛んでしまっていて救急車。
ビビリな nao にはこの状況を打破する精神力は備わって居ませんでした… 終盤にもう一度 1,5.38 を記録しますがそれまで。

走行終了。

本日の結果。
ベストタイム   = 1,05.38
トップスピード = 184.6km
デトカン    = 142



さて走行後はまず、さかいさんの片付けを手伝います… さかいさんお疲れ様でした、お大事に。

その後は自分のバイクの整備。
居残り整備組の化け猫姫さんと、kaz*279*020*1*08 さんのおかげで一人寂しく整備コースで無かったので楽しい時間でした。

ロガーのデーターとか、さかいさんや化け猫姫さんの話とか、やはりまだ(また?)TZ乗りをしてしまっているようです。
次回はもう少し乗り方を変えていかなきゃ駄目ですね、4月の段階で見えかけて居た物を見失ってしまってる感じです。
1コーナーと最終コーナー、この二つを TZ 乗りしてる限りこれ以上のタイムアップは望めないでしょうね。
まずは見失った物を取り返すべく頑張ります。

今回の走行で邪魔してしまった皆さん、ゴメンナサイ…