9/6 日曜、MCFAJ RD3 FISCO 予選決勝日。


朝起きて空を確認するとスッキリ青空。
とりあえず今の段階では雨の心配は無さそうです。
ここは富士なので油断はなりませんが…

大体の事は済ませてあるので、朝はそれなりに余裕があります。
遊びに来てくれたセクシーキタハラとしばし談笑。
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マシンヘッドの2台も今回からお揃いのカラーリングですね。
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前日までに車検を済ませてあるので、今日の日程は予選から。
予選は 8:40 からですがスタ前チェックが 8:25 からです。

丁度気温が上り始める時間帯なので、それを見越したキャブセットが必要。
8:00 の段階でエンジンを最終確認してキャブセット。

08:03 気象記録
気温  25.5℃
湿度 56%
気圧  940hp

キャブオーダー
MJ  = 170
MJH = 3.9
JN  = 69-34(4)
SJ  = 42
PWJ = 45(CUT MODE の初期設定  3)

回して見た結果、若干薄めではあるけどかなり良い感じなので、多少暑くなって来ても対応出来る筈、問題無し。

予選に間に合うように team smoky のメンバーにして、nao RS の前オーナーであるおーはしさんが手伝いに来てくれました。
何時も有難う御座います、助かります。

メンバーも揃ったところでスタ前チェックに向かいます。
ちょっと時間が遅れているようで、スタ前チェックをウェイティング。
マシンはチェックゲート前に並べておいてライダーは日陰に避難です。
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ちょっと遅れましたが無事にスタ前チェックも通過。
ほしけんパパも首の具合は悪いでしょうが出走出来るようです、良かったね。
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8:40 予選開始

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思った程ではありませんが気温も上昇してきて、エンジンの状態も良い感じです。
今回のレースも3クラス混走で速度差がかなりあります。
予選ではなるべく他クラスに引っ掛からないように最前列でコースインしたかったのですが、うまく並べなくて中段以後になってしまいました。
早い段階で前に出て、早い内にタイム出しておかないとマズイかな?

コースインして2周目に 59秒台、3周目に 58秒台。
バイクも人間も良い状態です。
途中で山本選手発見、追いつく筈も無い選手ですが、どんどん近寄って行きます… ん??
ストレートでのパワー差はかなりあるようで、直線区間で見る見るうちに詰まって行き、遭遇して3周目のストレートで前に出てしまいました… 
山本選手が調子悪いのか、こちらが走ってるのか??

10分しか無い予選は8周を回って終了。
ストレートでも他クラスのバイクを抜いたりしてたので、赤外線を上手くキャッチできずタイムは採れたり採れなかったり…見れた範囲では 58秒に入っていたような感じもしますが、時計を注視する余裕は無かったので自信はありません。

バイクは調子良く走っていたように感じますが、最高速は前日よりさらに落ちて 213.4km …

これじゃ予選順位は望めんな…って感じでした。

実際、今回は何時ものレギュラーメンバーに加えてさかいさんと松本選手と言うスポットで現れた速いライダーが居るし、順当に考えても上手く行って8位くらいが定位置だろうと嫁さんには言ってありました。

が、戻ってくると何やら嫁さん嬉しそう。


出走前の予想を覆し、予選は4位でした。

ベストタイム   = 1,58.798
トップスピード = 213.4km
デトカン    = 8

もしやフロントロー?と一瞬期待しましたが、1列3台方式なのでセカンドローでした、残念。
ストレート走っていないのは nao だけで無くて、皆さん一様に遅いようです。

予選順位確定
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これはちょっと予想外でした。
予想以上の高順位、今回は入賞4位なのでもしかしたら?と一瞬思いますが、mcfaj のベテラン達は予選では本気出しませんから、決勝がこのまま進む訳も無いですね。
石○さん、のぶぞ~さん、土方さん達は決勝になると突然牙を向いて来るタイプなので油断なりません。
特にのぶぞ~さんと石○さんには勝った試しがありませんから。。。

その土方さんですが、なにやら予選順位が考えられない程に下です。
聞いて見るとフロントブレーキがトラブル起こして上手く行かないのだとか。
確かに酷い状態です。
nao の手持ちにブレーキ組み込み用の潤滑剤があったので、駄目元でそれを塗って揉み出しをしてみては?と預けて来ます。
皆さん快調な状態で決勝を精一杯戦いたいですよね、上手く治ると良いのですが。

決勝に向けてデーターを分析して見ると、どうも濃い感じがします。絞りすぎると走らなくなるのですが、もう一段絞れるかな?
決勝はさらに暑くなるでしょうから、絞れると判断。
mj を 168 に変更。
決勝はこれで望みます。
その他は問題無いので変更無し。



11:55 決勝。


今回に関しては決勝も雨の心配は無さそうです。
風がホームストレートで向かい風。
それよりも気温に比べてかなり暑く感じますね。

11:05 気象記録
気温  27.0℃
湿度 47%
気圧  940hp

キャブオーダー
MJ  = 168
MJH = 3.9
JN  = 69-34(4)
SJ  = 42
PWJ = 45(CUT MODE の初期設定  2)

グリッドは2列目アウト側。
目の前には PP のさかいさん。
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一周のウォームアップラップで路面状況を確認すると、コースのほぼ全周に渡ってオイル処理の石灰が出ています、これは走り難い、難しい展開になりそうです。

オイル処理のラインを出来るだけ把握して一周を回りグリッド整列。
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全車整列でレッドフラッグ退去。

シグナルレッド消灯!スタート!!

今回はスタートもバッチリと成功!1コーナーに飛び込む際には4番手!?いや、1台 SP250 が加速力で前に出てきて5番手か!?
1コーナーはアウト一杯にオイル処理があるのでイン側に進路変更して SP250 をパス!4番手。
そのまま1周を回り2周目突入。

2番手、3番手は草柳選手と山本選手。
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何時もの展開だと、この辺でもう前車には追い付けない距離が開いてしまうのですが、今回に関してはトップの坂井選手はビュンビュン逃げてしまいましたが2番手までは追い付く可能性がある距離です。
それはそのまま推移して、なんと5周目には狙える距離まで近づいていました。
しかし、途中の1コーナーとヘアピンでは石川選手が横に顔を出すまでに接近しており油断はなりません、ピッタリと背後に付けられています。

迎えた 6周目の300R から Bコーナー。
一台の S80 が Bコーナーの突入ライン上に被りそうです。
Bコーナーへのブレーキング! 300R 上のアーチがブレーキングポイントなのですが、 S80 をその前に抜く事が出来ずブレーキングを若干遅らせて入りましたが、やはりオーバーペース。
リアがロックしスネーキング。
挙動を修正しきれず
Bコーナーで飛び出してしまいました!
急いでコースに復帰しますが、直後を走っていた松本選手、石川選手に先行されてしまいます、大失敗してしまった!!

もう追いつかないか…?とも思ったのですが、諦めてしまえばそれまで。
まだ2周ある!負けるな!!と自分に言い聞かせて追走します。

ストレートでは絶対的に上回っていた事もあり、グングン追い付いて石川選手は射程に捕らえます。
前3台、山本選手、草柳選手、松本選手とは若干距離がありますがまだまだ追い付く可能性のある位置です。
何時もならこの辺で集中力も途切れてダレてしまうところですが、迎えた7周目、今レースのベストタイムで石川選手の背後にピッタリと付けます。

最終コーナーの脱出ライン次第ではこのまま前に出る事も出来そうでしたが、ここは前回土方さんに負けた時の教訓を生かしてじっくりと作戦が実行出来るか分析…
ストレートで間合いを計ります、ギリギリだけど行けるでしょう。
勝負は最後のストレート!!
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そして最終ラップ。
ある程度予想はしていましたが、予想以上に最終ラップの石川選手は速い!?それもその筈、後程確認すると最終ラップにベストタイムだったのだそうで…
nao の作戦勝ちの為にはある程度以上の差を付けられては大変マズイ。
300R に掛かった時には結構ヤバイ位に差が開いたのですが、セクター3の区間で取り戻す事に成功しました。
最終コーナーではピッタリと貼り付ける位置に来たのでラインを一本内側にして最短距離で加速出来るように修正。

最後の直線、スリップに付いて横に出ます、が!石川号速い!?コントロールラインが迫ります、どうだろう?どうなんだろう!?




ギリギリでしたが競り勝つ事が出来ました。

決勝順位確定
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決勝結果      = 5位。
ベストタイム   = 1,58.846
トップスピード = 218.6km(スリップストリーム使って)

今回、順位は伴いませんでしたが内容はかなり充実していました。
タイムも遅いですが、石灰撒かれたコースですから致し方無かったのでしょう。
何時もは見えなくなってしまうトップライダーに迫る事が出来、あわよくば勝機を見出そうと出来る位置に居たと言う事は大きな収穫で未だに信じられません。
出来れば商品を貰って帰りたい位置に居たかった所ですが、これが現時点での精一杯ですからまだまだですね。

今回の課題は適材適所のバイクで、セカンドグループの頭争いに参加する、トップグループが見える位置でレースを終えると言う、ちょっと高いハードルを課していました。
様々な要因がありますが、さかいさんの独走は桁違いなので別とすれば、結果としてその両方を達成する事が出来ました。
個人的には石○さん、のぶぞ~さんに勝ったのが嬉しい!初勝利ですから。
勿論このまま2度目があるほど甘くないでしょうから、今回の結果を次回に繋げる為にも一層の努力をして行きたいと思います。

今回応援、お手伝いを頂いた皆さん。
おーはしさん、うちの嫁さん、有難う御座います。
次回にも宜しくお願いします。
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