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実はちょっと前から情報は掴んでいたのですが、公に発表されました。

今月の MFJ 機関紙ライディング p36 より一部抜粋。

Ⅴ 全日本選手権および小排気量クラスの4スト化について

1 GP125クラスについて
●GP125の2ストローク車両参戦時期の延長について

GP125の2ストローク車両延長および今後の4ストローク化に対する意見や各地区の状況について下記の通り報告された。
・将来的には4ストローク車両に自然淘汰されるだろうが、代替クラスが(車両)が無いことから全日本選手権2011年、地方選手権2012年までとされているものの延長が必要である。今は2ストローク車両しかない。
・GP125の2ストローク車両の生産が終了していることもあり、2ストロークのパーツ供給も長くはなされないことから、長期的な延長はありえない。
・パーツの供給について、長期間行うことができないものの、4ストロークとの性能差を縮めるようなハンデが必要。
・すでに終了年度を発表しているため、延長を認めることにより永続的に出場できるイメージを与えかねないことから、何らかの方法によりパーツの供給についても長期的なことではないことをメーカー側が告知すべき。
等、意見が出され、以下の通り決定した。

①全日本選手権およびチャレンジ・地方選手権における2ストローク車両の参戦は新たな重量規制の適用を条件に継続参戦認める。この条件化における2ストローク車両の終了年度は決めない。ただしパーツなどの供給が保証されるものではない。

②車両規則の改訂
2010年より全日本選手権の最低重量を80kgに変更する。
なお、2ストローク車両と4ストローク車両の車両格差是正するうえで、2010年全日本選手権シリーズ前半の状況を見た上で、最大+2kgの追加重量を課す場合がある。
また、2011年度以降については、2010年の状況を見た上で決定する。

③2010年のチャレンジカップおよび地方選手権のGP125車両最低重量は70kgのままとする。
2011年以降の最低重量は、2010年の全日本選手権の状況を見て検討する。

④プロト、プロト2車両の音量計測方法を固定回転数(6000rpm)に改訂する。

⑤2010年より、GP125クラスが4ストロークを主体としたクラス変更に伴い、名称を GP3(ジーピースリー)とする。


と言った内容が正式発表されました。
現状見れば廃止できるわけがありません、そんな事解りきっていたと思うのですが対応が遅すぎな印象ですね。
すでに終了年度を見越して車両やパーツを売却した方沢山居ると思います。
一度辞める決意した方が早々簡単には帰って来ませんよ。

まだまだ油断なりませんが、とりあえず最悪の可能性は回避されたイメージでしょうか?
メーカー含めてもうちょっと参加者側(特に自費で参戦している大人のエントラント)の側に立って物事考えて貰いたいと常々思いますね。