例によって無い物は作ってしまいますかね?
以前から計画はあれど 125cc クラスのメーター回りのスペースの狭さと知恵の無さゆえ暗礁に乗り上げていたサムブレーキ。
RS のと同じ物は手に入らないのでそのままほったらかしでした。
しかしもはや nao には足のやり難さは耐え難い。
しかしもはや nao には足のやり難さは耐え難い。
市販品もあるにはあるけれど…
ベビーフェイスのはどうもスペース的に厳しい。
APとブレンボもサムブレーキマスター販売してるけど… 恐ろしい程に高い。
しかし先日、突然、本当に突然と
| アイデアの神降臨。 |
今まで何とかリアのマスターをやりくりしてどうにか…と思ってたんですが、フロントのを転用する方向で考えてたら突然閃きました。
しかしそれを実行するには材料が足りない…
左のハンドルホルダーが必要だったんですが、純正部品で調べたらとても実験で買うには高すぎる価格。
左のハンドルホルダーが必要だったんですが、純正部品で調べたらとても実験で買うには高すぎる価格。
またまた暗礁かと思っていたんですが、無いだろうな~と思いつつ問い合わせて見た友人の TZ 乗り、セクシーキタハラから 94 のハンドルホルダーを譲って貰えました。
あとは細々したものですが、ここまで来たら何とかなりそうです。
あとは細々したものですが、ここまで来たら何とかなりそうです。
今日は晴れ。
いざ!
先ず用意するのは、RS から取り外したフロントマスター、純正の横置き 1/2 サイズ。


コレを容赦なく不要な部分をカットして、外径を 22mm に削り込みます!


次にセクシーより譲り受けた 94 のハンドルホルダー。
97 のは M6 のネジ2本止めですが、94 のは M8 のネジ 1本止め。
これが今回のポイント、都合良いんです。
これが今回のポイント、都合良いんです。
フォーク勘合部分の下 1/3 程カットしてしまいます。
これが 97 のネジ 2本止めだとカットラインがネジ部に掛かっちゃうんですが、94 のはネジが中央に 1個だけなのでバッチリ交わします。

これが 97 のネジ 2本止めだとカットラインがネジ部に掛かっちゃうんですが、94 のはネジが中央に 1個だけなのでバッチリ交わします。

レバーについては、とりあえず位置合わせと機能確認の為に仮のレバーを 8mm のアルミ角棒で作って取り付けてみました。
このまま使えれば良いのですが、固定部分が 2mm 程度しかない厚さのアルミ板に 5mm のネジ 1個なのでちょっと強度が足りません。
このまま使う場合は最終的には溶接して貰うようですが、今は取りあえずの位置合わせなので良しとします。


このまま使えれば良いのですが、固定部分が 2mm 程度しかない厚さのアルミ板に 5mm のネジ 1個なのでちょっと強度が足りません。
このまま使う場合は最終的には溶接して貰うようですが、今は取りあえずの位置合わせなので良しとします。


コレを先程加工したハンドルホルダーに取り付けて下準備完了!


TZ を準備して、早速左ハンドルの下にサムブレーキユニットを取り付け、数回の修正を得て取り付きました、山場を越えた感じです!


ここまで済んだら、必要なブレーキホースの長さを計測。
1400mm で行けそうです。
1400mm で行けそうです。
ナップス横浜店に問い合わせたら在庫有りとの答え、早速購入へ出発。
無事にブレーキホース 1400mm と 90度ベントのバンジョー、ストレートホースアダプター、ニッシンクラッチマスター用の小型リザーブタンクを購入。
急いで帰宅して作業続行!
ホースを這わせてリザーブタンクを取り付け。

ホースを這わせてリザーブタンクを取り付け。

終わった頃にはすっかり暗くなってしまいました。
例によってハンドルを切るとあらゆる物がミリ単位のクリアランスで絶妙に交わしています。

例によってハンドルを切るとあらゆる物がミリ単位のクリアランスで絶妙に交わしています。

ブレーキペダルが無くなって随分とスッキリしました。


で、調子に乗ってリアブレーキ操作してたらやっぱり2mm 程度の板厚に M5 のネジ 1本でしか止まってないブレーキレバーが曲がってしまいました…
もうちょっと強度を持たせて作り直しですね、しかしアイデアが浮かびません… 溶接出来れば固定部分溶接しちゃえば済む話なんですが… アルミの溶接ショップに出すと高いんですよね…
フライスでもあればジュラルミンあたり切り出して作るのですが、そんな物持ってる訳もないですからどうしよう??
フライスでもあればジュラルミンあたり切り出して作るのですが、そんな物持ってる訳もないですからどうしよう??
アイデアの神よ!もう一度降臨して下さい~!!
次回、残りの難関ブレーキレバー製作ですが、今の所手詰まりです…