
刃物って、良い物と駄目な物の差が物凄いですね。
難削材を切ろうとすると良く解ります。
金鋸の刃とかドリルの刃、素材に負けちゃう物があります。
金鋸の刃とかドリルの刃、素材に負けちゃう物があります。
今回、ある工作物の関係でホームセンターでは手に入らないような超硬いステンレス丸棒(太さ 6.35mm) に 2mm の穴を開けなくてならなくなりました。
最初はすっかりナメきっていて、手持ちの鉄工用ドリル刃で… 全く刃が入りません(汗)
後日、Nachi のステンレス刃を買ってやり直し。
ちょっと入ったけど直ぐに刃が負けてしまいました…
こんな硬い材料を加工した経験は無かったので、思い直してまずは文献からステンレス加工を勉強。
こんな硬い材料を加工した経験は無かったので、思い直してまずは文献からステンレス加工を勉強。
ステンレス加工について随分と勘違いしていた部分もあり、正しい切削油を用意し、ドリルの回転数も落として圧力と冷却にも神経を注いで…
色々やりながら体で覚えて、最初の1箇所目はドリル刃合計6本で貫通。
最初の3本くらいはあっと言う間に駄目にしてました。
色々やりながら体で覚えて、最初の1箇所目はドリル刃合計6本で貫通。
最初の3本くらいはあっと言う間に駄目にしてました。
あと6箇所開けなきゃ(汗)
だんだんとコツは掴んで来たけど、買って来た手持ちのドリル刃を使い切ってしまったのでステンレス用ドリル刃を再度購入へ。
しかし前回買った Nachi 製は売り切れ。
はい、前回 nao が買い占めていました…
はい、前回 nao が買い占めていました…
しょうがないのでホームセンターを何件か回りようやく見つけた三菱のステンレス用ドリル刃。
これを売り場にあるだけ購入。
これを売り場にあるだけ購入。
さて再チャレンジ。
三菱のドリル、全く刃が入りません(滝汗)
ホンの 1mm 刃が入ったかどうかって所で刃が負けちゃいました。
ホンの 1mm 刃が入ったかどうかって所で刃が負けちゃいました。
これはドリル刃が悪いってのよりも、三菱と Nachi でドリル刃の使い方が違う感じです。
押し付ける圧力、適正な回転数…
押し付ける圧力、適正な回転数…
しかし、今からまた三菱ドリルがこのステンレス素材に食い込む適正を見つける余裕は無いので、 Nachi のドリル刃を探す旅へ。
東急ハンズ横浜店で発見!3本ゲット。
東急ハンズ横浜店で発見!3本ゲット。
習得した技術をフルに発揮して、残り6箇所の穴開けを2本の刃で済ませました。
本当に上手な人だとドリル刃 1本で何箇所も開けれるんでしょうが、nao には限界です。
いや、刃物って難しいですね。
本当に上手な人だとドリル刃 1本で何箇所も開けれるんでしょうが、nao には限界です。
いや、刃物って難しいですね。
それにしてもステンレスって素材がピンキリです。
今までもホームセンターで買ったステンレスネジに穴開けたりした事はあったのですが、いかにホムセンのステンが柔らかいのか良く解りました。
普通に鉄工用ドリル刃と、切削油なんて適当な油で開いてましたから。
今までもホームセンターで買ったステンレスネジに穴開けたりした事はあったのですが、いかにホムセンのステンが柔らかいのか良く解りました。
普通に鉄工用ドリル刃と、切削油なんて適当な油で開いてましたから。
今回久し振りに素材規格表なんて物見直してステン調べたんですが、硬いのは本当に凄い硬さです。
穴開けが終わった後、切断するのに今度はノコ刃が全く刃が立ちません… やっぱりね。
バーコのバイメタルソー(サンドフレックス)使って何とか、しかも1本切るのにノコ刃1本。
高いんですよ!サンドフレックス!!
バーコのバイメタルソー(サンドフレックス)使って何とか、しかも1本切るのにノコ刃1本。
高いんですよ!サンドフレックス!!
トータルで加工に掛かったコスト調べたら大変な事になってました = 工具代。
ま、そんなこんなで必要なピンはスペア含めて何とか作れました。
今回は大変良い勉強になりました… 授業料も莫大でしたが~
今回は大変良い勉強になりました… 授業料も莫大でしたが~