ワイヤーハーネスをリビルドしてしまいました。


あまりにも配線ゴチャゴチャの nao RS

外した電装類だけでなんと約3kg。
これはイカンな… とは思っていた物のどうした物だか… いや、電装類の余ってトグロ巻いてるハーネスとか、足りなくて延長カプラーで持ってきてる所とかをどうにかすればもうちょっとはマシになるんですが… それは良く解っちゃいるのですが…


それは深く限り無い迷宮。


やり始めたら数日は掛かるし、ミスったらワケが解らんちんになってしまうので出来るだけ触らない方向で行こうと思ってたのですが、やはりもう我慢の限界です。

新たな電装品(っつても大したモンじゃありませんが…)も装備したので、そのワイヤーハーネス引くくらいなら…

って事でもう諦めて(笑)ワイヤーハーネスをバラしちゃいました。


さて、組み直すにしても材料が必要です。
元ネタは今使っている 02ハーネスですが、各部の延長や変更に材料が要ります。

市販の配線コード使っても良いのですが… RS のハーネスに使われているワイヤーは、自動車用 AVS0.5 と言う規格の配線。

これはホームセンターで売っている配線よりも絶縁体の肉厚が薄いのが特徴です。
また、改造に当たっては、出来るだけ延長部分の色も合わせたいし、新規部分は既存の線色と被らないようにしたい…
デイトナから、純正色ワイヤーが多数販売されているのですが、残念ながら AVS0.75 でちょっと太い。
太い分には電気的には問題が低いのですが、今回の命題の一つは軽量化。

さてどうしよう?



考えた末、96ハーネスに材料になって貰う事にしました。
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96 は pwj 無しの配線だし、PJキャブ持って居ないし、今後使う事は無いでしょう。

って事で解体開始。
さくさくとバラして部品取りして行きますが、どうにも PGM のコネクターだけはピンが抜けません。

手持ちのピン抜きや精密ドライバーではどうにもやりようがありません。

なので専用工具を作りました。
材料は車のワイパーゴムの中にある芯。

これをグラインダーで適当に削って出来上がり!
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無事コネクターピンが抜けて解体完了しました。
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02ハーネスをバラしていると、パワージェットモニターの配線を取り出している部分の配線の半田にクラックを発見。

どうも選んだ半田線が固すぎたようです… レーサーは振動が大きいので柔らかい半田じゃないとクラック入っても不思議じゃないですね。

そんな事もあったので、今回は半田付けはせず、出来るだけスプライスによるカシメで作る事にしてみました。


黙々と地味に長さを計っては切り出してカシメ、実車で確認…
そんな事をやっていたらあっと言う間に8時間です… 嫁が仕事から帰ってきたので、あれ?と時計を確認したら22時過ぎ。

今日はココまで、全体の7割って所でしょうか?。
やたらと苦労した上に地味ですが… でも、おかげで随分とスッキリしました。
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え?そんな事無いだろって??
いや、これでも元からすれば半分程度になったんですよ…(汗)