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デトネーションカウンターを交換しました。


なにやらやたらとカウントを打つ nao TZ ですが、ショートエンジンは圧力反射がスクエアエンジンとは違うからと聞いていたし、全開走行時にカウントしていない場合は、カウント程実際にはピストンダメージは無く、また、全開では殆ど打っていない状態でも富士で 30分 1000カウント前後でした。

しかし、よくよく観察すると打っているのはスロットル閉じてのブレーキング時とか、低い回転でピットロード走ってる時とかで、もしかしてデトカンが単純に壊れているだけでは?との疑念もありました。

RS のデトカンを使って見ればハッキリ解るのですけど、要は使ってる側が把握していれば済む問題だったので、”ま、いっか!”と今日まで放置。


しかし… ちょっと思う所もあったので、デトカンを中古で購入しました。


思う所を実現する為には、これまで nao TZ で使っていたデトカンでは駄目だったんです。
何が駄目だったかと言うと、nao TZ でこれまで使っていたのはロガーへの出力端子が無い旧型


これでは駄目!ロガーへの出力端子が必要だったんです。

nao TZ にはロガーは積んでいませんし、入手の見込みも無いので搭載の予定もありません。
しかしロガーを積んだ RS でデトネーションインジケーターの効果は体感していました。

使って見ると解りますが、これって効果高いです。
で、何を考えているのかと言うと…
デトネーションインジケーター機能をロガー未搭載の nao TZ で実現してやろうと言う計画です。

デトカンを見える位置に持ってきてる場合でも、注意していないとカウントアップしていても気付かない事が多いですが、インジケーターランプを付けて置くと光った瞬間に注意が行くので、確認する気になります。
ところが、この機能はあくまでもHRCロガーのオプション機能であり、デトカン単体では機能しません。

デトカンがなんらかの出力を出して、ロガーが検知してインジケーターを光らせているワケだから、ロガーが無くても出力のあるデトカンなら何とかなるんじゃないの?とは思ってました。

そんな中、正月走行の富士でとある選手より同じ相談を持ちかけられまして…



これはやるしかないだろ!?って事で。



ロガー端子付きのデトカンを手に入れました。
新旧比較。
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とりあえずはコレを使う事で
1. nao TZ の旧デトカンの故障の有無が判明する。
2. RS のスペアにもなる。
3.デトネーションインジケーターの機能が実現出来る(かもしれない)。

と言ったメリットがあります。
代わりに予定外の膨大な予算を消費してしまいましたが… また電装が複雑化して重くなってしまいますが…(汗)

まずはそのまま実装してみました。
例によってすでに複雑化した配線をバラしたので一日作業…
先日やっつけ仕事で取り付けたシフトアップインジケーターも配線整理して本搭載。
作業開始… 無限作業地獄への入り口です。
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回路設計は並行して実施しますが、このデトカンが壊れていたら計画全て水の泡なので、まずはそれを確かめる事にします。
ロガーへの出力に同期させるだけだとすると、トランジスターで簡単な増幅とスイッチング回路を組んでやれば出来そうな気がするのですが、そんなに甘くないかな??