ツナギの色付けをしました。


05年にロードレースへの復帰の際に、表彰台祝いで嫁さんに買って貰ったツナギ。

あれから3年…度重なる転倒から命を守ってくれたおかげで結構ボロボロです。

ついには FISCO選手権の車検でほつれ部分にチェックが入り車検落ち寸前。
敗れは論外ですが、デザインのパターンが一部ほつれて袋状になった場合、引っ掛かって危ないので切るかガムテープ当てないと車検を通さないそうです。

嫁さんにほつれた部分を縫って貰おうと思ったんだけど、出来ないと… 

残念ながら nao は殆どの物を自己修復する自信はあるけど、唯一苦手で出来なのは縫製。

クシタニに修理出すと高いんだけどしょうがないかなあ… 左肩のワッペンも吹っ飛んでるし、
足のエンボスも削れてるからついでに全部修理するかな?


縫製は外注に出すとして、クシタニでもメニューに無くてやってくれないのは色の修復。

アスファルトでガリガリ擦った黒染み、みっともないですね… ボロさを演出してしまいます。
って事で、この部分だけでも自己修復実施。

材料ですが、今だったらテロソンから”染めQ”なる製品もあったりするので、染色するのが良いと思いますが、nao はその昔にクシタニの店長さんから教えて貰ったアクリル絵の具、リキテックスを使っています。
筆は画材屋さんで買うと高いので、どうせ色付けに使えれば良い程度なのでタミヤのプラモデル用です。
塗料の小分け皿(パレット)もプラモデル用。
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プラモデル用品は結構色々な用途に転用出来るのでチェックが欠かせません。
タイラップを切るニッパー、プラモデル用のフラッシュカットを使うと切り口で手を怪我しなくなって良かったりしますよ、安いですし。


リキテックスを使ってこの状態のツナギに色付けをしていきます。
心配なのは今のクシタニはプロトコアレザーと言う撥水皮を使っているので、アクリル絵の具を弾いてしまわないか?ですが… ま、やってみるしかありません。
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塗料皿にリキテックスの所望の色を取り出して、水で(本当はメディウムを使うべき)適度な固さに溶いて塗って行きます。
勿論、色は完全には一致しないのでそこは誤魔化しのセンスが出てきます(笑)
パーツ単位で丸々塗る、周辺に行くに従ってリキテックスを薄く溶いてグラデーションを掛ける等…

ポイントはあまり欲張らないで妥協する事ですかね?


ざっと塗り終わりました。
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とりあえず大きな部分をざっと塗り終えました、このあともう2,3回塗り重ねると結構キレイになります。

黄色は下地の隠ぺい力が低いので、銀色を塗ってから塗ると良いのですが… メンドクサイのでそのまま塗るかも(笑)ちょっと考えます。
仕上げ塗りを実施する際に黄色は入れます。

塗り終わったら外注に出して縫製ですね。
グローブの改造もあるので、同じ業者さんに出来るか聞いて見ようかな?