97エンジンが完成しました。

イメージ 2


先日腰下を組み上げたエンジンに腰上を装着。
97シリンダー&02ヘッドの構成です。

これまではドーム型の旧ヘッドも併用していたのですが、今後はドーム型は廃止してM型ヘッド一本で行こうかと思います。
余ったドームヘッド… どうしよう?誰か使ってる人いればプレゼントでしょうかね。

ピストンですが、貴重な旧ピストン新品です。
イメージ 1

実はコレ、先日の富士で MK さんが手持ちを探してくれて発掘された ART社製のノーマルピストンです。
MK さん有難うございます。



次は自作カーボンリードバルブ。


イメージ 3

これはさかいさんと、もう一方(RS125R では無い) と共同購入したボイセンのリードバルブ用カーボンシートから切り出しました。
写真向かって一番左が採寸に使ったモトバム製です。
その隣2枚が今回切り出した物。

モトバム製を見本にして採寸し、切り出したのですがモトバム製よりカーボンの編み?と言うのか目が大きく素材は柔らかいです。
ボイセンには2種類あったので、もう一種類のが気になりますがとりあえず使って見てからですね。

切り出すには、実は大変便利そうな治具を共同購入した方から借りれたのですが、御好意とお気遣いに深く感謝しつつご遠慮させて頂きました。

その治具があれば製品版と同様の製度での切り出しが容易なのは明らかだったのですが、実は nao がこのシートを買ったもう一つの目的は TZ125用としてでもあるのです。
極端な話、RS用だけならエンデュランス製がまだ入手可能です。
性能面の問題は解りませんが、値段と手間を考えればエンデュランス製を買い占めても良いのでしょう。

対してデイトナ RE が入手不能となった現在、TZ に使用可能なカーボンリードは見つかりません。

nao の手持ちもスペアはありません。

つまり今 TZ に付いているのが終わると、もうカーボンリードはどうにもならないのです。

RS用に特化した治具を借りての製作では、技術を習得すると言う意味で TZ を作るのに困ってしまう。
しかも材料の切り分けの都合で TZ に使える材料は 1set のみ!
なので、治具に頼らず、場合によっては治具を自作するつもりでテスト的に RS のを切ってみました。

道具は写真にあるオルファの”黒刃”と呼ばれる先端が鋭いカッター。
それとベビーリューターに切断砥石です。

カッター刃をケチると失敗確実なので刃こぼれしやすい黒刃と言う事もあり、リード一枚に付き刃1本くらいのペースでポキポキ折って、常に新刃で切り出します。
大まかなカットはリューターで。
リューターだと切れすぎてしまうんで、ざっと切ったらカッターで仕上げて端面は #800 のペーパーで仕上げって感じですね。
穴あけはピンバイスを使いました。

やはり手切りだと、硬いカーボンシートに対しては直線カットが波波です…
ま、使えりゃいいでしょう。

RS用はあと 1set 分材料があります。
直線だけでも上手く切る治具を作るべきでしょうね、何とか考えますか…
その後に TZ用を製作です。

TZ用 1set だと全く足りないんで、上手く作る自身が出来たらシートを追加購入ですね。