





朝からパドックインした物の、午前中は4輪の占有走行があって2輪走れず。
MCFAJ ではガレージに割り当てがあって、前日の17時から無料で使う事が出来ます。
しかし 17時からでは慌しいので 125組の有志で朝から料金払って借りました。
しかし 17時からでは慌しいので 125組の有志で朝から料金払って借りました。
人数割りで計算すると、なんと一人たったの1350円!
いつもだと走行時間気にしながら、必要最低限の搬入だけ済ませてって所ですが、午前中に枠が無いので搬入を済ませ、エンジン始動してチェック。
気象条件は 26℃、78%、948HP 程度。
ざっとこれまでのデーターから MJ172 JN69-34(4) SJ42 PWJ48 あたりで始動してみると…
ざっとこれまでのデーターから MJ172 JN69-34(4) SJ42 PWJ48 あたりで始動してみると…
ピックアップはそれなり、むしろ鋭いけど上が全然回らず 11000RPM あたり。
色々試すと、MJ162,PWJ42 あたりまで絞ると上も回る… おかしい?この程度の気象条件でこんなに絞るわけがないでしょ??真夏でも168 位までしか入らないのに… それはありえないキャブセットです。
プラグを換えたりキャブを洗ったり色々やるけど症状が変わらず。
隣の石○選手からイグニッションコイルを借りて見ると若干良くなったような気がするけど、大差無し。
| なんだコレは?? |
あまり絞り倒すと nao RS はトップスピードが遅くなるし(当然 100R や 300R も加速しない)データーからは MJ162 はありえないので、気象条件を目安にこれまでのデーター通りに合わせて走行。
26.5℃、78%、948HP MJ = 168 JN = 68-33(3) PWJ = 48 SJ = 42 AS = 1-3/4
走り出してみると上の回りは悪くないけど 300R から先の区間でゲボゲボ言っちゃって加速しない、明らかに濃すぎる。
2周で P-IN して JN を 69-33(3) に変更。
多少マシにはなったけど、根本的には変わらず。
ヘアピンでは開け始めにいきなりドン!っとパワーが出てくるのでリアタイヤが滑り出す。
危なくハイサイド寸前、仕方無く半クラで合わせるように走ってなんとか対処。
危なくハイサイド寸前、仕方無く半クラで合わせるように走ってなんとか対処。
タイムはこの時点で 5秒台… バイクもそうですが人間が”雨の走り”をしてしまっています。
いつもの事ですが中々切り替えが出来ません… 雨後のドライはこんな事になるので、やはり雨は大嫌いです。
いつもの事ですが中々切り替えが出来ません… 雨後のドライはこんな事になるので、やはり雨は大嫌いです。
そんなこんなしているうちにゆみぞ~選手を発見。
このバイクはストレートが速い(nao RS と同等の速さ)ので日頃から厄介なのですが、今日もストレート同じ様に走ります…おかげでストレートで前には出れません、大変抜き難い。(余談ですが、嫁さんは”EXP の皆は nao のバイクをそんな風に思ってるんだよ”と言っています…そうなんだろうなあ~インフィールド遅くてもストレート区間で帳消しにしてますから)
よく観察すると nao RS はこんな状況でも他のバイクよりストレートは速い。
ゆみぞ~号との差もいつも通り。
ゆみぞ~号との差もいつも通り。
| nao RS がおかしいんじゃなくて、皆同じ様に普段より遅くなってる! |
当初は nao RS のトラブルかと思ってましたが、恐らくは気象計に反映されない部分で外部要因があるのでしょう、酸素濃度かな?
さて、ゆみぞ~選手ですが、去年までのゆみぞ~選手なら恐らくストレートで追い付かなくても Aコーナーの侵入でパスでしょう、失敗しても 100R でアウトから被せて抜いてっちゃえ!追突しないように気をつけなきゃ~なんて思ってたら…
あれ?
追いつきませんよ?
| 速いじゃないですか、ゆみぞ~選手… |
は!解った!ツナギが違うしきっと別人が乗ってるのね~…なんて一瞬現実逃避。
そうも言ってられないので必死に追いますが、差は詰まる事もあるけど開く事もあり、横にすら出れませんよ?どうするよ!?
タイムを確認すると 4秒前半から 3秒後半。
去年までのゆみぞ~選手ならこのタイムでも簡単に(失礼!)抜けたのに…
後で聞いたら、ゆみぞ~選手はこの走行では 1秒台に入っていたそうで…
去年までのゆみぞ~選手ならこのタイムでも簡単に(失礼!)抜けたのに…
後で聞いたら、ゆみぞ~選手はこの走行では 1秒台に入っていたそうで…
結局抜けないまま 1本目終了。
ベストタイム 2分2秒台、アベレージ 3~4秒。
雨走りは何とか抜けたようですが、キャブのドンツキが酷いのと 300R から先でカブッっちゃって加速しないので乗り難くて敵いません。
他の皆さんも同様に苦しいようなので、今日は日頃のキャブセットの常識が通用しないと判断。
スナップでは 11000RPM までしか回らなくても実走ではキッチリ回るので、スナップでの 11000RPM は気にしないで、先程のデトカンの数値と打ってる場所から検討。
ストレートで数発打っていて、裏ではノーカウント。
トップスピードも 211km と遅くトータルカウントは 27発。
打たせすぎですね…
トップスピードも 211km と遅くトータルカウントは 27発。
打たせすぎですね…
2本目も気象条件は大差ありません。
と言う事で次のキャブセットは MJ を大きくして JN を絞る方向で。
PWJ が切れた後が薄い感じなので、PWJ は小さくします。
開け始めのドンツキについては、針を何時も通りの 34(4) に戻して様子を見る事にします。
26.5℃、83%、948HP MJ = 170 JN = 70-34(4) PWJ = 45 SJ = 42 AS = 1-3/4
スナップでは相変わらずピックアップは鋭いけど上が回りません。
先程よりさらに上は回らない感じですが気にせず行きます。
先程よりさらに上は回らない感じですが気にせず行きます。
また、1本目ではCのフロントタイヤを使って見たのですが、旋回後半で加速に移る段階で微妙にクリップに付けず、その後ズルズルとアウトに押し出される感じがありました。
タイヤの問題かどうか解らなかったのですが、今までには無い症状ですし、判断の為にも明日のレース用に温存しておいたDのフロントタイヤを投入してチェックします。
2本目コースインしてみると… キャブはバッチリです!これなら問題無く走れます。
ストレートもトップスピードは 215km まで出ておりデトカンカウントも2周では 0 です。
300R から先も右手の動きにエンジンが付いてきます。
相変わらずヘアピンのドンツキは残っていますが、これは走り方で対処出来そうです。
今日はスナップでの判断が全く信用出来ない気象条件のようです。
後から聞いたら、佐○選手は絞り倒して出走したそうですが、ピックアップは鋭いけど実走では力無くバイクは進まないようでした。
後から聞いたら、佐○選手は絞り倒して出走したそうですが、ピックアップは鋭いけど実走では力無くバイクは進まないようでした。
フロントの感覚もやはりDで正解のようでキッチリとラインをトレース出来ます。
明日のレースタイヤだから無理しないように… ってワケにも行きませんね(笑)
明日のレースタイヤだから無理しないように… ってワケにも行きませんね(笑)
2本目、これが前日最後の枠と言う事もあり、何とか明日に繋がる走りをしなくては行けません。
1本目終了時点で、nao のタイムを聞いたほしけんパパに”明日は勝った!抜きますよ~”と宣言されてしまったのもあり尻に火がついてます(笑)
そんな事思ってたらなんと目の前にほしけんパパ発見。
気合一発 Aコーナー、100R で抜き去ります。
ほしけんパパのベストタイムからすると、ギリギリ付いて来るかどうか?と思いましたが残念ながらほしけんパパはマシントラブルで脱落して行きました。
ほしけんパパのベストタイムからすると、ギリギリ付いて来るかどうか?と思いましたが残念ながらほしけんパパはマシントラブルで脱落して行きました。
そんな事も知らず一生懸命走っていた nao ですが、何周目かにらっぷくんに目をやると 58秒台を表示しています。
久し振りに 58秒台に入りました。
一応、MCFAJ の GP-N125 のレコードタイムが 1'58.815 なのでほぼ同程度です。
これはレコードタイムの更新が狙えるか…?いや、今大切なのはこの好調の要因分析であり、明日へ繋げる為に冷静に分析しなくては!と浮かれた気持ちを切り替えます。
これはレコードタイムの更新が狙えるか…?いや、今大切なのはこの好調の要因分析であり、明日へ繋げる為に冷静に分析しなくては!と浮かれた気持ちを切り替えます。
何が違うって、今日は突っ込めます。
これまでロガーで解析した結果、富士は 300R の突っ込みの所だけが初期から強烈にフロントが沈み、しかも沈んだまま疾走する時間が長いので、当然のようにフロントサスは底を突きます。
ここで底突きしないように合わせると他がメタメタになるので、ここでの底突きは人間がリカバリー。
本当は何処でもバッチリ合うセットがあるのかもしれませんが、nao はある程度は人間が合わせるのもセッティングの一つだと判断してます。
本当は何処でもバッチリ合うセットがあるのかもしれませんが、nao はある程度は人間が合わせるのもセッティングの一つだと判断してます。
その 300R でフロントが底に突いた感覚が解る(そんな気がしてるだけですが…)し、タイヤの潰れとリアタイヤの浮き上がりをそれなりに制御出来てます。
この感覚が無いと絶対 58秒台には入れません。
おっかなびっくり突っ込んでいては0秒から気合一発で 59秒が精一杯です。
スロットルを開けていった時のラインの修正にちょっと難があり、100R の出口では縁石一杯まで寄ってしまうのでヘアピンに対してS字を描くようにアプローチしか出来ません。
ここは次のヘアピンの為にも、もう少し 100R の脱出をイン側で踏ん張りたい所です。
ここは次のヘアピンの為にも、もう少し 100R の脱出をイン側で踏ん張りたい所です。
リアタイヤにもうちょっと踏ん張りがあれば?とも思いましたが、自己ベスト付近での事なので一杯一杯に変わりは無いのでしょう。
なにはともあれ、デトカンカウント30分で8発と狙った通りキャブセットの方向性も見つかり、フロントタイヤも決まり、タイムも悪くありません。
要因もほぼ特定出来ており、この好調を維持できればベストタイム更新が出来そうな気配です。
そう、例のアレさえなければ…
アレとは?
勿論…
| 雨。 |
なにやら 13番ピットでは雨乞いをしているような気配がありますが…
天気予報も昼前から雨なんて言ってるようですが…
天気予報も昼前から雨なんて言ってるようですが…
とりあえず明日のドライを信じて整備に入ります。
ドンツキの対策ですが、今回エンデュランスのカーボンリードを使っていたのですが、もしやピックアップが良すぎて乱暴なスロットル操作に過剰に反応しているだけでは?との疑いがあったので、決勝に向けては何時も通りのモトバムリードに戻します。
その他決勝用ピストンへ変更、タイヤ交換等を終えて終了しました。
さて、明日は晴れると良いな…