ハイエースの床を貼りました。


先日、波板の隙間を埋める所までは実行していましたが、やっと床板本体を貼りました。


2日から会社を有給休暇取って作業予定だったのですが、なんと梅雨入りと同時に有給スタート。

もう選手権まで時間が無いし、やらないワケには行かなかったので雨合羽用意して雨の中強行作戦でやりました。
大変作業効率悪いし、良い作業出来ないので困りますねえ… とは言え、日程の関係でしょうがないです。

初日の 2日は大雨で(結局夜までずっと降ってた)強行作戦で根太まで貼っていたけど完成出来無かったので、続きを翌日。


この日 3日もずっと雨で、初日に終わりきれなかった根太貼りをコツコツと…
晴れてりゃすぐ終わるのに雨だと車内が窮屈だし濡れると作業できない部分もあるし… 全然進みません。

なんとか 3日に根太を貼り終えました。


天気予報を確認すると 4日は梅雨の合間の晴れになりそうとの事…
5日は再び雨模様との予報。




明日床を貼らなきゃもう作業日が無いな!

って事で 3日の夜に足りない危険のある材料を纏め買い。
そんなに要らないだろう、これ本当に使うのか?って物まで買いまくって来ました。

そうでないと、いざ足りなかった時に買出しに出てる時間の方が勿体無い!
(おかげで色々沢山余りました、使わなかった資材のお金は計算したく無いです…)



そして 4日は朝 6時に起床。
あまりに早朝から作業してると他の車の出し入れにも迷惑だろうし、作業音も立てられないので普段は遠慮してるのですが、今日を逃すともう作業日が無い可能性もあり仕方ありません!!

予報通り雨はありません。

唯一のチャンス到来です、気合入れて作業開始。


まず、先日貼り終えた根太の上に防音用レジンフェルトマットを敷き詰めます。

この材料はホームセンターユニディで発見。
純正カーペットの裏に貼られている綿状の吸音材と同じ物です。

目的としては根太と床板の間の小さな隙間埋め&防音&断熱&クッション効果を狙っています。
ホントにそんな効果あるのかは不明、気持ちの問題ですね(笑)
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その上に、5.5mm の合板を切り出した床板を乗せて行きます。

合板は合計 4枚ですが、実質は 3枚くらいです。(nao は 4枚買いましたが必要量は 3枚で十分でした)
荷室長が約 3m で、合板が1辺 91cm*181cm なので微妙に 4枚に掛かるのですが切れ端を継ぎ合わせればどうとでもなりますね。

セカンドシート部分は椅子が納まるようにくりぬいて置きます。


~ 余談 ~

ちょっと作業記録から横道に逸れますが、合板はどうしても反りが出てしまうので、本来ならこの床板用途には反りが無いランバーコアか MDF の方が向いていると思います。
車体にビスで床板を固定してしまう場合にはそんな物問題にならないのですが、今回のコンセプトは車体床にはビス打ちをしないと言う方向だったので、反りは結構問題です。

当初はランバーコアを使おうかと思ったのですが、一番薄い物でも厚さ 15mm です。

それは困る…

なぜかと言うと、200系の SGL は荷室サイドのトリムが床寸前まであります。
この為に、15mm厚のランバーコアで床板を貼ってしまうと、床板が邪魔になりサイドのトリムを外すのに床板を取らなくてはなりません。

この後もトリムを外す機会は多々あると予想されるので(電装品関連の基板隠し場所に丁度良いんです)それは大変困る!

と言う訳で、今回のコンセプトは床板を取らずともトリムが着脱出来るように作る!です。
その為のギリギリの線が 5.5mm の板材であり、その為の強度不足回避の為の根太貼りだったのです。

トリム着脱を気にしなければランバーコア貼るのが一番早くて確実で強度も安心です、勿論根太も要りません。

MDF もネジが立たない、水に弱いという欠点を除けば反りも無いので良い材料ですね。

さて、なんで今回 5.5mm の合板を使ったか?
上記理由から MDF の方が向いていると言っておきながら…

理由は単純、買出しに行ったら 5.5mm の MDF 売り切れだったのです。
ホームセンター3件回って全部… 天気といい、ココまでアンラッキーなのは何かの呪いでしょうか?
しょうがないので合板。
ま、何とかなるでしょうと。



さて話を戻して…

5.5mm合板をカットして車体に配置し終わったのがこんな感じです。
やはり合板はそのままでは反りがあって纏まらないので、合板連結用の”ジョイナー”なる陸上選手のような名前の連結モールを買って来て、それで接続。
一応合わせ目は一様になりました。
当然ジョイナーを入れた部分は若干山形に盛り上がるのですが気にしなきゃ解らない程度です。
ここはやはり MDF を使いたい所でした。
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車体と合板の間はあえて 5mm から 8mm 程度の隙間を開けてあります。

これはピッタリと配置すると車体のしなりでギシギシ音が出そうだし、この上の床材の装着方法は純正カーペット同様にトリムと車体の隙間に入れ込む事で定置させようと考えたからと言うのもあります。

その為には合板が車体ピッタリだと入れ込む隙間が苦労しそうでしたのであえて隙間を作っています。
また、合板のエッジが立っているとそこからクッションフロアが破けてしまうのが明白だったので、面倒だったけどエッジは全てヤスリをかけて丸くしています。

あとは純正カーペットを元ネタにカットしたクッションフロアを敷き詰めて、粗方形になりました。
純正カーペットサイズではうまく収まらなかったので、結局は現物合わせで調整しなおしました。
nao はクッションフロアはすぐ破けてしますのであまり好きではありません。
以前の 100系は全てニードルパンチを貼っていました。
ニードルパンチは尖った物で引っかいてしまっても破けなくて良いのですけど、噛みこんだ砂利や草が中々取れず掃除が厄介です。
今回もどちらにするか凄い迷ったのですけど、とりあえずはクッションフロアで…あまりにも使えないようだったら別の手を考えます。
一応、業者物の固いフロア材(ポンリューム系)も近所のホームセンターで売っていて、素材としては申し分無い位良いものだったのですけど 1m で \5,000 とちょっとお値段が… このクッションフロアではやはり駄目だ!となったら高いけどそれを利用ですね。
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そうそう、この日は飲まず食わずで朝からずっと作業していたのですけど、途中でほしけん君がお茶持って来てくれました~有難うございます、干からびてる所だったので大変助かりました(笑)
もちろんほしけん君はメインの用事はお茶配達じゃなくて別にあったのですけどね。


3日はここまでで暗くなってしまったのと、足りない材料が出てきたので買出しへ出て終了。



そして 4日。
今日はまたもや天気予報では昼くらいから雨。

と言う事でまたまた早起きして早朝から作業開始です。
狙いは昼前までに床を仕上げる事!そうでないとまた雨にやられてしまう。

せっせせっせと荷物を下ろして道具を準備し作業場を作り、いざ作業開始!としてほんの数十分…


ポツポツと降って来て、じきに本降りに…

なんじゃコリャ!!人の行動見て天気決めてないか!?

ってなタイミングでもう笑うしかありませんでした…
泣く泣くブルーシートで荷物をカバーして、ハイエースもドアクローズでチマチマと作業開始。
こうなると作業効率 1/10 以下ですな… 


午後には雨もとりあえず上がってきたので、急いで作業を続けます。


とりあえず昨日のやり残しだったテールエンドの段差処理。
200系は荷室の形状の関係で、床板を貼るとテールエンドで最大 30mm 程度の段差が生じます。
厚い木材だったらほっといても良いのですが、今回は薄手の 5.5mm の木材なのでここを隙間が埋まるようにベニヤを敷き詰めて埋めます。
これは’’’いちいちサイズを測って’’’、厚ければ削って入れ、足りなければ足して現物合わせ。
木材の反りがあるんで微妙に均一ではありません… やり難い。

あとはクッションフロアのエンド処理でアルミの見切り材を装着。


そして、200系はスペアタイヤラックへのアクセスがなんと荷室の中にあって、そのまま床板を貼るとスペアタイヤが取れなくなってしまいます、なんて作りだ…

この処理は散々悩んだのですが、色々調べると床板に穴開けて風呂の排水ゴム栓を仕込んだりしてるのは確認しました。

排水ゴム栓を見てみましたが、もうちょっと、何か出来ないのかな… と先日のユニディ買出しの際に水道部品コーナーをうろついていると… 排水用広口掃除口なる製品を発見!
これ良いんで無いの?って事で 65mm サイズを購入しました。

当初のプランでは、イレクターパイプのインナーキャップを使って穴を塞ごうとも思っていたのですが、この広口掃除口の方が見た目も強度も良さそうです。
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床板本体は4箇所の純正タイダウンフックを利用して固定します。
前側はカーペット押さえのピン穴を利用してタッピングピスで固定。
中央の板は固定されていませんが、ジョイナーで前後の板に挟まれているので外れる事はありません。




これで一応床板完成!

欲を言えば最前部のクッションフロア部分も見切り板で処理したかったのですが、形状が複雑で作るのがメンドクサイのと、実際問題、フロアマットも併用するし殆ど問題にはならないだろうと言う事で未処理です。

問題のトリムですが、後端部分はトリムが回り込んで下までも他より長いのでかなり苦しいですが前側は床板を交わして引き剥がす事が出来ます。
これで一応リアスピーカー交換(しないと思うけど)とか、自作電装の入れ込みとかは問題無さそうです。
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