持ち込んだのは久し振りの 97TZ125
そして、初のキット仕様。
一気にキット仕様にしたは良いけど、その中身は方々からの寄せ集め&足りない部品は自作だったのでいきなり全力疾走するにはちょっと不安が… いや、かなり不安が…
なにせ信用度限り無くゼロの nao が集めて組み上げたキット仕様ですから…
なにせ信用度限り無くゼロの nao が集めて組み上げたキット仕様ですから…
そのキットの内訳は
* SP忠雄 97キットチャンバー&サイレンサー(GP-3 KIT) * YEC 97キットシリンダー(専用ピストンと専用ヘッドになる GP-3KIT の物では無い) * YECキットレプリカ イグニッションセレクタースイッチ * カーボンリードバルブ(多分デイトナ… もしくは GP-2 KIT の残り物)
シリンダーに関しては、今回使用した YEC KIT の物よりもハイスペックな仕様の物も手持ちであるのですが、ポート間の柱のサイズもギリギリまで削り込んでいるので軽く焼きついただけで一発アウト。
ちょっとまだ使う勇気が…
因みに、今回使った YEC KIT シリンダーは多分、当時 B-SPEC として販売していたノーマルシリンダーベースのポート加工シリンダーかと思われます。
本家 GP-3KIT はポートの形状からノーマルベースでは作れない専用シリンダーでした。
ちょっとまだ使う勇気が…
因みに、今回使った YEC KIT シリンダーは多分、当時 B-SPEC として販売していたノーマルシリンダーベースのポート加工シリンダーかと思われます。
本家 GP-3KIT はポートの形状からノーマルベースでは作れない専用シリンダーでした。
そして最大の不安は自作イグニッションセレクター。
一応、検査に検査を重ねはしましたが、トンでもないミスをしでかしてる可能性が無きにしも非ず。
一応、検査に検査を重ねはしましたが、トンでもないミスをしでかしてる可能性が無きにしも非ず。
と言う事もあり、まずは走る前にエンジン回して見ないと良く解らんな!って事で、気兼ね無くエンジン回してチェックして必要ならその場でバラせる筑波サーキットへ。
当日はS枠もあり、125の勉強にもなるかな?と。
当日はS枠もあり、125の勉強にもなるかな?と。
朝パドックに行くとさかいさん、ゆみぞ~&のぶぞ~さん、せきぐち君、オリイさん
、さのさん他予想外に沢山の友人が。
そう言えば MCFAJ 来月ですもんね、今回は参戦しないので忘れてました。



、さのさん他予想外に沢山の友人が。
そう言えば MCFAJ 来月ですもんね、今回は参戦しないので忘れてました。



nao は走る気は無いので(嫁さんからも怪我しそうな気配があるのでと禁止令が…)ピットからちょっと離れたパドックに陣取り TZ の始動準備。

燃料入れて水入れて、過去のノーマル車のデーターを元に大体のキャブセットを出して、いざ始動!

燃料入れて水入れて、過去のノーマル車のデーターを元に大体のキャブセットを出して、いざ始動!
押して、押して、押し捲ります…
しかしちょっと冷静に。
まずは配線チェック。
問題無い。
| か… 掛からん!!まったく掛からん!!! |
しかしちょっと冷静に。
まずは配線チェック。
問題無い。
って事は何時ものやつだな…と推察。
ショートの TZ は 125 も 250 もそうですが、キャブセットが出ていないとエンジン始動が大変困難です。
MJ を適正値から3ランクも外すと、濃くても薄くてもチョーク引こうが何しようがまずエンジン掛かりません。
スローとかノズルは適当でも掛かる事は掛かるのですが、メインジェットを外すとまず始動不能です。
スローとかノズルは適当でも掛かる事は掛かるのですが、メインジェットを外すとまず始動不能です。
今回はキット仕様に組み替えて来たので、ここが間違っているのでしょう…多分。
これがまた、キャブセットが出ていないだけなのか、トラブルで壊れているのかの見極めが大変困難でいたまに壊れているのにキャブいじり出したり、キャブなのに分解したりしちゃんですが。
これがまた、キャブセットが出ていないだけなのか、トラブルで壊れているのかの見極めが大変困難でいたまに壊れているのにキャブいじり出したり、キャブなのに分解したりしちゃんですが。
とりあえず濃い方向へちょっとずつキャブを振り、数回の始動挑戦でようやく一発”バスッ”と。
お!コッチの方向だ!!と解れば安心です。
お!コッチの方向だ!!と解れば安心です。
その後数回のキャブセットでようやく始動!!うれし~。
あとはノズルとスロー他を大体合わせて、こんなモンかな?って所を出しましたが…
あとはノズルとスロー他を大体合わせて、こんなモンかな?って所を出しましたが…
実走していないにも関わらず、デトカンにはカウントが8… この感じだとゼロであって欲しいのですが。
よくチェックすると アクセルの開け始めで8000から9000くらいで刻む所がある。
キャブをどう振っても変わらず。
イグニッションセレクターを外しても変わらず。
う~ん、怪しいなあ… コレ本当か!?
よくチェックすると アクセルの開け始めで8000から9000くらいで刻む所がある。
キャブをどう振っても変わらず。
イグニッションセレクターを外しても変わらず。
う~ん、怪しいなあ… コレ本当か!?
そんなこんなの途中でもう S1 の走行開始時間が。


とりあえず皆さん準備で困っている様子は無いので、第一ヘアピンあたりを見に行こうと思っていたのですが、さかいさんがちょっとキャブを振ったりしそうな気配。
ちょっとだけピットで留守番して、落ち着いて着たら1ヘアに行こうかな?なんて思っていると…
ま、ちょっとした事件発生。
ってワケでちょっとだけ邪魔してきました。

ま、ちょっとした事件発生。
ってワケでちょっとだけ邪魔してきました。

修理後、何とか走行継続。


自分のバイクじゃないのって構成が良く解らんので修理も大変です、コレで良いのか!?って所多くて。
とりあえず何とか S1 をこなして、再び TZ へ。
とりあえず何とか S1 をこなして、再び TZ へ。
色々やって見たけど結論としてはもう走らなきゃ解らんと。
嫁さんからは走行禁止令が出ているのですが… とりあえずコントロールタワーに行って走行券の状況を確認すると、A券最後の枠が開いているじゃないですか…
ちょっとでもヤバそうだったら止めるというのを条件に走行する事でまとまりました。
いざ出走準備!

ちょっとでもヤバそうだったら止めるというのを条件に走行する事でまとまりました。
いざ出走準備!

1年ぶりの TZ 、色んな意味で不安がありましたがとりあえず無事コースイン。
まずは回転も速度も抑え気味、何時でもクラッチカット出来るようにレバーに指を添えて2周ほど。
デトカンに目をやると… 300カウント超えてる…
デトカンに目をやると… 300カウント超えてる…
デトカンに注視しながらストレート全開くれて1周走ると、どうやら見ている範囲では殆どカウントしていない、インフィールドの開け閉めが多いところでカウントしている様子。
これはナラシマーク付けてコース右端走ってメリハリが苦しいから打ってるのかも?とも思い、一旦ピットへ入ってナラシマークを外します。
ついでにセレクタースイッチも切り替えて様子見。
イグニッションセレクターはしっかりとその機能を果たしているようです。
全チャンネルチェックしたワケではないですが… 少なくともチャンネル1がやたらエンジンブレーキ効かなくてビックリしました(笑)
筑波を走るにはチャンネル4あたりが一番具合が良いようです。
ついでにセレクタースイッチも切り替えて様子見。
イグニッションセレクターはしっかりとその機能を果たしているようです。
全チャンネルチェックしたワケではないですが… 少なくともチャンネル1がやたらエンジンブレーキ効かなくてビックリしました(笑)
筑波を走るにはチャンネル4あたりが一番具合が良いようです。
デトカンですが、セレクターを切り替えても傾向は変わらず。
ストレート全開ではカウントしていないし、直ぐに焼き付く事は無さそうなので、とりあえず現状出来る範囲の全開走行で様子を見ます。
ストレート全開ではカウントしていないし、直ぐに焼き付く事は無さそうなので、とりあえず現状出来る範囲の全開走行で様子を見ます。
さてさて久し振りの TZ での筑波全開走行の感想は…
TZ って楽しいです!!
RS との比較ですが、各種操作が程よいメリハリ感があり、操作が軽くて(レバー、スロットル、ハンドリング)タイヤの状態が程よく伝わって来ます。
言葉では表現しづらいのですが、バイクの状態とタイヤの状態が自分の下半身から伝わってくる感じで、人間をやる気にさせます、攻め込む事に恐怖感が殆どありません。(これが結構ヤバかったりもする時あるんですが)
そして一番のメリットはやはりラインの自由度。
言葉では表現しづらいのですが、バイクの状態とタイヤの状態が自分の下半身から伝わってくる感じで、人間をやる気にさせます、攻め込む事に恐怖感が殆どありません。(これが結構ヤバかったりもする時あるんですが)
そして一番のメリットはやはりラインの自由度。
ブレーキレバー握ったままでもラインの修正が容易で、色んなバイクが走っていてライングチャグチャのA枠でも危ない所交わしてひょいひょいと何処でも行ける。
これは最大のメリットですね。
これは最大のメリットですね。
反面デメリットは…
やはりキット仕様にして多少パワフルにはなったけど、それでも遅い。
パワーバンド内の加速感はそれなりだけど、その下と上は全く使い物になりません。
特に上の方は致命的で、パワージェットが切れたあたり?の12500から上は突然ガクッとパワーが落ちます。(パワージェットは常時噴射で切らない方が良い気がしてきた)
これは高いギアになれば成る程顕著で、この辺が富士でのあの強烈な速度差に影響が出るのでしょう。
これだけショートなギアレシオでこんなに苦しいと、ロングな富士では…
やはりキット仕様にして多少パワフルにはなったけど、それでも遅い。
パワーバンド内の加速感はそれなりだけど、その下と上は全く使い物になりません。
特に上の方は致命的で、パワージェットが切れたあたり?の12500から上は突然ガクッとパワーが落ちます。(パワージェットは常時噴射で切らない方が良い気がしてきた)
これは高いギアになれば成る程顕著で、この辺が富士でのあの強烈な速度差に影響が出るのでしょう。
これだけショートなギアレシオでこんなに苦しいと、ロングな富士では…
なので、今日筑波を走ってても、数台居た RS125R に対して第二ヘアピンを立ち上がってからは暫くはグングンと追いつきますが3速以降ではちょっと苦しい、4速でもう…って感じです。
最終の中で追いついて、ホームストレートでちょっと苦しいって感じですね。
最終の中で追いついて、ホームストレートでちょっと苦しいって感じですね。
すっかり夢中になりつつ約15分程全力疾走して、デトカンに目をやると… 2300発オーバー…
もっと走りたかったけど、さすがにエンジンが心配なのでここまでで止めました。
| 約20分の走行でトータルカウント数は 2386発。 |

う~ん恐ろしい(笑)
でも全開走行時には殆どカウントしていない事と乗っていたフィーリングからして、多分デトカンの数値ほどダメージは無いだろうなと思いつつ分解。
開けて見るとやっぱりダメージはありませんでした。
インフィールドの開け閉めの所で打っているみたいです。
ノズルでは?との見解もありますが、これ以上濃くするとボコつきが激しそうです。
デトカンは本来、スクエアエンジンの圧力反射を元に設計されているのでショートでは誤作動するなんて話も聞いていますし、キット仕様の特性なのかもしれません。
ま、それは今後の課題と言う事で。
ノズルでは?との見解もありますが、これ以上濃くするとボコつきが激しそうです。
デトカンは本来、スクエアエンジンの圧力反射を元に設計されているのでショートでは誤作動するなんて話も聞いていますし、キット仕様の特性なのかもしれません。
ま、それは今後の課題と言う事で。
有意義な走行でした。
なんだか、去年は怪我もあったりうまく走れなくて苦しんだりしてすっかり筑波嫌いになっていたのですが、久し振りに筑波って楽しい!と思える走行でした。
なんだか、去年は怪我もあったりうまく走れなくて苦しんだりしてすっかり筑波嫌いになっていたのですが、久し振りに筑波って楽しい!と思える走行でした。
当日話しかけて来てくれたノリックジュニアのお父さん、こんなブログを参考にしてくれて有難うございます、また見かけたら遠慮なく話しかけてきて下さい。