セクシー北原より借用した KIT PART のイグニッションセレクター。
コイツは7段階の位置を持つロータリースイッチです。
実際は10段階のスイッチなのですが、7以上は全て 7 となるように回路が組まれているようです。

コイツは7段階の位置を持つロータリースイッチです。
実際は10段階のスイッチなのですが、7以上は全て 7 となるように回路が組まれているようです。

で、もう生産終了で入手不能のこのスイッチ、無いなら回路解析して作ってしまおうというわけです。
先日コイツを接続するワイヤーハーネスは解析が終了しました。
今回はいよいよスイッチ本体です。
先日コイツを接続するワイヤーハーネスは解析が終了しました。
今回はいよいよスイッチ本体です。
当初は、RS125R のパワージェットコントロールのように、ただ3本の線の結束パターンを変えるだけのジャンパースイッチだろうくらいに思っていたら、とんでもない!
コイツは各セレクト位置によって3本の線の線間抵抗を与える事によるセレクトでした。
コイツは各セレクト位置によって3本の線の線間抵抗を与える事によるセレクトでした。
本当は分解して直接目視出来れば確実で早いんですけど、なんとこのスイッチシリコンでモールドされていて分解不能です。
従って実回路は不明なのです。
自分のならシリコン剥ぎ取って調査するけど借用品だから無茶出来ないのが辛い所です。

従って実回路は不明なのです。
自分のならシリコン剥ぎ取って調査するけど借用品だから無茶出来ないのが辛い所です。

当初はテスターで通チェックしていたのですが、どの位置でも通がありおかしいな??と思ったらそういう事でした。
で、まずは各ポジションでの線間の抵抗値を測定します。
結果がコレです。
なお、BK=黒、B=青、Y=黄色の配線を意味します。
表はそれぞれの配線間での各セレクト位置における抵抗値です。
作り直すのメンドクサイので手書きの表をそのままアップします(笑)

結果がコレです。
なお、BK=黒、B=青、Y=黄色の配線を意味します。
表はそれぞれの配線間での各セレクト位置における抵抗値です。
作り直すのメンドクサイので手書きの表をそのままアップします(笑)

このデーターを元に、条件を満たす回路を考えます… こういうパズル苦手です…
なかなか条件を満たす回路が設計出来なくて、2日間も掛かっちゃいました。
なかなか条件を満たす回路が設計出来なくて、2日間も掛かっちゃいました。
で、考え付いた回路がコレです。
見難い場合は画像をクリックすると別ウインドウで表示されますからそれで確認して下さい。
(間違いがあったら教えて下さいませ)
ま、今更旧型TZの回路に興味がある人なんて、そうそう居ないのは解っちゃいますが…

見難い場合は画像をクリックすると別ウインドウで表示されますからそれで確認して下さい。
(間違いがあったら教えて下さいませ)
ま、今更旧型TZの回路に興味がある人なんて、そうそう居ないのは解っちゃいますが…

この回路を構成するには、3回路8接点以上のロータリースイッチと各種抵抗が必要です。
当然手持ちではそんなに持ってませんから買出しが必要です。
ロータリースイッチの入手がキモですね、こんなに多接点で他回路はあまり流通してなさそう…ざっとネットで見た限りは殆ど見つかりませんでした。
抵抗値も良く見ると E系列に則っていない中途半端な容量値が確認されてますので、各ポジションで抵抗1個ってワケには行かなさそうです。
当然手持ちではそんなに持ってませんから買出しが必要です。
ロータリースイッチの入手がキモですね、こんなに多接点で他回路はあまり流通してなさそう…ざっとネットで見た限りは殆ど見つかりませんでした。
抵抗値も良く見ると E系列に則っていない中途半端な容量値が確認されてますので、各ポジションで抵抗1個ってワケには行かなさそうです。
当時ヤマハ(YEC)からキットを買うと確か 25000円から30000円近くて、ハーネスはさらに別売りだったような記憶がある。
いくらなんでも高すぎるかと… 自作で果たしていくらで作れるかな?
ま、実はもっと複雑な回路構成で、こんな単純な回路が作動しないかもしれないけど… トライ&エラーでやってみます。
いくらなんでも高すぎるかと… 自作で果たしていくらで作れるかな?
ま、実はもっと複雑な回路構成で、こんな単純な回路が作動しないかもしれないけど… トライ&エラーでやってみます。
