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TZ の重整備が終わりました。


本当は年末には終わらせたかったのですが、なんだかんだ怠けてしまって今日にずれ込み、今日は RS のクランク練習もやりたかったので午前中のうちに組み立ててしまう事にしました。

バラバラだったフロント周りとエンジン腰上を組み立て。
あとは貸し出していた関係で外してあったラップ君回りの再取り付けと壊れているデトカンの取り付け。(壊れているので形だけです…)

ピストン突き出しはとりあえず零フラット狙いのちょいマイナスを選んで、-0.04 にしておきました。
TZ のガスケットは黒いコーティングが簡単に張り付いてしまってすぐに再使用不可能になってしまうんですが、(スレッドコンパウンドを塗ったりしてもすぐに貼り付いてしまいます)裏技でこれまでは 92モデルの 250 のアスベスト系のガスケットを使っていました。
これは貼り付かず優秀で、形状は同じなので流用可能でしたが、さすがにもう在庫切れ。
アスベスト系はもう手に入らないので、今回はさらに裏技の 5KE シリーズのガスケットを加工して流用しました。
これは 00 以後の 250 のガスケットです。

おそらく、125 でも 98以後のスクエアエンジンにはそのまま流用可能でしょうが、ショートエンジンには形状が違うので加工が必要です。
そのうえ、一度に2枚使わないといけません。
その理由はショートエンジンのガスケットがだいたい 0.7 くらいを使うのですが、スクエアエンジンは 0.3 とか 0.4 と薄いサイズしかないのです。
その為、この薄いガスケットを合せ技で作ります。

で、あとはマシンの仕様ですが、今回はラム圧キット車で組み立てました。
ラムキット、去年の今頃導入して2月に骨折、使った距離はおよそ500mってところでしょうか?富士にコースインしてそのヘアピンでハイサイドでそのまま救急車だったので…
そのラムキットカウルですが、相変わらず立て付けが悪い!あちこちぶつかってうまく付きません。
かなり強引に引っ張って曲げてで今は付いています。
ま、これも本来フレームの違うスクエアエンジンモデルのですから… そうそう、本当は手持ちのキットチャンバー使ってみようと思っていたのですが、キットチャンバー胴径が太すぎて、スリムなラムキットカウルだとアンダーカウルが付けられませんでした…もうカウル切った貼ったも嫌だったし、ちょっと使って見ようと思っただけだったししょうがないのでスタンダードチャンバーに戻しました。
無理に付けようとしたらアンダーカウル一箇所割ってしまいました…

ともあれ、TZ はこれでいつでも走れる状態です。
いきなり走ると締め忘れのネジとかありそうで怖いので、どこかで暖気してみようとは思っていますが、なかなかレーサーのエンジン回せるところが無くて困っています。
ま、やっと形になりちょっとホッとしました。