イメージ 7

LED工作ネタです。

先日の筑波エリアの際、よう選手のマシンにはデーターロガーが積んであるのにオプションのデトネーションインジケーターとシフトアップインジケーターが無く、デトカンも走行中見えない位置にあるのでもったいないなあと思っていました。
デトカンはその数値よりも、どこで何時打っているかが重要だと思うので、液晶が見えなくとも”今打っている”と解る処置は必要だと思っています。
新型のデトカンですと、ロガー用の出力があるのでこれを利用して自作でインジケーターランプ作れなくも無いのでしょうけど、自分のは旧型なのでやむなくメーターパネルにデトカン積んでいる次第です。

で・・・よう選手と話をしていたらランプ付ける意志はあるようでしたので、HRC から買うとバカ高いから市販の LED を応用して作れば予算 1/10 くらいで済みますよ・・・と話をして、ついでに自分の手持ち材料で作れそうだったので nao が2個ほど製作する事になりました。

まあ、ある物だけで作りますので出来上がりは市販のソレとは雲泥の差ですが機能は満たしているので良しとさせてもらおうかな・・・ させて下さい。

物の作りとしては nao TZ と RS に積んであるパワージェットカット確認モニターLED と同じような物です。(経験を生かしてちょっと改良していますけど)

材料は 5mm の高輝度青LED青緑LED15mA と 5mA の CRD(定電流ダイオード) 0.3sq 程度のツイストペア配線、ヒシチューブ、半田、ロガー入力と同形状のコネクターって所でしょうか。
イメージ 1

本当は青色と赤色の LED を使いたかったのですが、手持ちに高輝度の赤が無くて、ダメ元で通常輝度の赤をテストしてみたけど・・・ ちょっと日中のメーターパネルで光らすには光量不足は否めないので却下。
イメージ 3

白は太陽光の元では良く見えないのは実証済みなので、手持ちで合った高輝度は残りは青緑だったのでこれにしました。
イメージ 2

ちなみに青は写真だとこんな状態。
イメージ 4

写真に撮ると色の違いが良く出ませんが、実際には青と青緑の色の違いは明白なのでとりあえずはこれで。
不都合があるようなら高輝度赤を購入して作り替えようかと思います。

色の特性を考えると、青をデトカン用に、青緑をシフトアップ用に使って貰えると良いと思います。

選定と材料の準備が済んだらあとはちゃっちゃと半田付け。
イメージ 5

今回は電流設定値を 20mA にしました。
日中のメーターランプで警告表示の意味合いを考えると、出来るだけ明るい方がいいかと。
自分のパワージェットモニターランプは 15mA 設定なのですが、これはストレートでしか見ていないし、あまり明るく光る必要も感じていないし青は太陽光の元でもハッキリ発色するので問題無いのですが、物がデトネーション警告表示とすると、光った時にライダーが気づくくらい明るい方が良いかと、もちろん目潰し喰らう程では論外ですが。
これ以上は LED が壊れそうだし、手持ちの CRD ではここらが適度かな?って所です。
15mA と 5mA を並列に接続して LED のカソード側に入れました。

自分のパワージェットモニターランプは LED のガラス面の先端形状を砲弾型からフラットに削り落として光に拡散性を持たせていますが、これをやると若干暗くなるので今回は加工しません。
指向性が強すぎて不具合があるようでしたら、その時に削って対処してもらうか、拡散キャップをはめて貰おうかと思います。

点灯テスト良好!
イメージ 6

あとはコネクターの取り付けなのですけど、手元にロガーが無いので、2Pコネクターのどちらにプラスとマイナスが配線されているのか不明・・・電気的な常識を考えれば多分 LED 側がオスピンのコネクターなんだろうけどそれも良く分からん、プラスマイナスの配置も多分デトカンのコネクターとピン配置同じだと思うんだけど、確実じゃないので現在ようさんからのコネクター部分画像情報待ちです。

コネクターを取り付けたら次回富士のエリアの時に仙台遠征組の選手に預けようかと思っています。
鈴鹿全日本で使ってくれるそうなのでちゃんと動くと良いのですけど。