nao はラップタイムの測定に車載の赤外線式自動計測装置を使っています。
これは、250時代の98年頃に、250のある選手が装着しているのを見てその後それが自作である事が解り、作動原理を教えて貰い設計図とcpu のプログラムを分けて貰い nao も自作した物です。
当時はネットでも公開してくれていました。
原理はテレビのリモコン等と同じで、ピットウォールから飛ばした赤外線をバイクの受信機がキャッチしてリレーが閉じ、引き出したストップウォッチのラップスイッチを電気的に押すという仕組みです。
とは言え、高度な電子工作の技術が要求され当初は全然うまく行かなくて、かなりの数を失敗作として葬り、いくつかは煙が上がり、いくつかはキャパシターが破裂したりして… その後設計者の方とやり取りしていくうちに入手不能の部品に起因する様々な問題が発覚し試行錯誤で設計変更し詰めていった物です。
最終的には1号機とは全然違う物になってしまいました。
これは、250時代の98年頃に、250のある選手が装着しているのを見てその後それが自作である事が解り、作動原理を教えて貰い設計図とcpu のプログラムを分けて貰い nao も自作した物です。
当時はネットでも公開してくれていました。
原理はテレビのリモコン等と同じで、ピットウォールから飛ばした赤外線をバイクの受信機がキャッチしてリレーが閉じ、引き出したストップウォッチのラップスイッチを電気的に押すという仕組みです。
とは言え、高度な電子工作の技術が要求され当初は全然うまく行かなくて、かなりの数を失敗作として葬り、いくつかは煙が上がり、いくつかはキャパシターが破裂したりして… その後設計者の方とやり取りしていくうちに入手不能の部品に起因する様々な問題が発覚し試行錯誤で設計変更し詰めていった物です。
最終的には1号機とは全然違う物になってしまいました。
99年頃には自分でも納得の行く物が出来上がり、nao の所属のチーム員等に量産したモデルを分配して実験と改良を続けていました。
今だったら、P-LAPを使えばいいんでしょうけど、当時はそんな物無くて皆タンクに貼り付けたストップウォッチを手押しで使ったりしていました。
どうしても nao は手押しが出来なくてなんとか作ったのがこの赤外線式でした。
当時も市販である事はありましたが、あまりにも値段が高くてとてもとても…
今だったら、P-LAPを使えばいいんでしょうけど、当時はそんな物無くて皆タンクに貼り付けたストップウォッチを手押しで使ったりしていました。
どうしても nao は手押しが出来なくてなんとか作ったのがこの赤外線式でした。
当時も市販である事はありましたが、あまりにも値段が高くてとてもとても…
で、99年頃はチーム員の約半数が付けていたわけですが、その後全員レースをやめて行って nao の手元にいくつか帰って来ていました。
去年から nao もレースに復帰したわけですが、当然手持ちであるのですからp-lapなど買わずに 現状は TZ と RS にそれぞれ1個づつ受信機が付いています。
その他に2個受信機が余っていて、単純にスペアとして持っていました。
使いたい人も居なかったし…
去年から nao もレースに復帰したわけですが、当然手持ちであるのですからp-lapなど買わずに 現状は TZ と RS にそれぞれ1個づつ受信機が付いています。
その他に2個受信機が余っていて、単純にスペアとして持っていました。
使いたい人も居なかったし…
ところが最近、友人のさかいさんの RS に P-LAP の他にもう一つ手押し式のストップウォッチが付いているのを確認。
なんで?と聞いたらなんでも菅生は P-LAP が使えなくて手押しで使っているとか。
しかも手持ちの P-LAP も最近調子悪くて使えていないとか…
という訳で、nao 手持ちの余っている赤外線式を1個貸し出す事になりました。
受信機は先日の MCFAJ富士の時に渡しているのですが、送信機を用意するのを忘れていて、近日渡す事になりました。
なんで?と聞いたらなんでも菅生は P-LAP が使えなくて手押しで使っているとか。
しかも手持ちの P-LAP も最近調子悪くて使えていないとか…
という訳で、nao 手持ちの余っている赤外線式を1個貸し出す事になりました。
受信機は先日の MCFAJ富士の時に渡しているのですが、送信機を用意するのを忘れていて、近日渡す事になりました。
しかし… なにぶん古い物なので、自分の記憶も殆ど吹っ飛んでいて、手持ちの送信機3個の仕様がすっかり解らなくなっていました。
おまけに古い物だし密かに壊れていないか?心配だったので今日引っ張り出して再確認。
おまけに古い物だし密かに壊れていないか?心配だったので今日引っ張り出して再確認。
いや… 部品単位で沢山ある。

そういえば赤外線LED のいいのが見つからなくて様々な赤外線LED をテストしたっけな…そのためにわざわざソケット式にして LED 部分を別モジュールにして差し替えられるようにした物、電源部分を強化した物、実験開発用に様々な部品を差し替え式にしてテスト用に限定した物とかたくさんあったっけ。


そういえば赤外線LED のいいのが見つからなくて様々な赤外線LED をテストしたっけな…そのためにわざわざソケット式にして LED 部分を別モジュールにして差し替えられるようにした物、電源部分を強化した物、実験開発用に様々な部品を差し替え式にしてテスト用に限定した物とかたくさんあったっけ。

で、その中で最後期モデル(多分本当に最後に作った物)をさかいさんに貸し出す事にしました。
これが一番安定しているし完成度が高いかと。

当初作った1号機は基板上を配線が縦横無尽に行きかっていて、基板上はザル蕎麦状態でしたが、これは部品配置が整理され、電源ラインも中央に纏めていて今自分で見ても美しい… 今の自分にはもう作れそうも無いですな(笑)
これが一番安定しているし完成度が高いかと。

当初作った1号機は基板上を配線が縦横無尽に行きかっていて、基板上はザル蕎麦状態でしたが、これは部品配置が整理され、電源ラインも中央に纏めていて今自分で見ても美しい… 今の自分にはもう作れそうも無いですな(笑)
現在自分で使っているのはこのシリーズの送信機とは別設計の物です。
それは太陽ギラギラの富士では路面幅が広い事もあり、初期のモデルは選んだ赤外線LED の問題等で届かない事があって(多分さかいさんに提供するモデルは後期型の対作品なので大丈夫)、いい加減原因追求で無駄な時間食うの嫌になってぶち切れた自分は赤外線 LED を 56個並べるという暴挙に出て製作した物です。

写真は実験開発用に作った LED基板です。
それは太陽ギラギラの富士では路面幅が広い事もあり、初期のモデルは選んだ赤外線LED の問題等で届かない事があって(多分さかいさんに提供するモデルは後期型の対作品なので大丈夫)、いい加減原因追求で無駄な時間食うの嫌になってぶち切れた自分は赤外線 LED を 56個並べるという暴挙に出て製作した物です。

写真は実験開発用に作った LED基板です。
当然、物凄く大型で電池消費量も凄いです。
最近出回っている LEDライトをイメージして貰えば解り易いですが、1個の LED ライトと 56個の LEDライトでは明るさが全然違いますよね。
これはさすがに1個しか作らなかったので予備品はありません。
もし今回さかいさんに貸し出したのが富士で調子悪かったら… このオフシーズンにもう1,2個作っておこうかな…未だに自分にその技術があるか解りませんが。
そもそも、もう同じ素子は手に入らないだろうから規格表見て互換品探して作っては実験、改良しては実験… う~ん、電子工作は厄介だ。
最近出回っている LEDライトをイメージして貰えば解り易いですが、1個の LED ライトと 56個の LEDライトでは明るさが全然違いますよね。
これはさすがに1個しか作らなかったので予備品はありません。
もし今回さかいさんに貸し出したのが富士で調子悪かったら… このオフシーズンにもう1,2個作っておこうかな…未だに自分にその技術があるか解りませんが。
そもそも、もう同じ素子は手に入らないだろうから規格表見て互換品探して作っては実験、改良しては実験… う~ん、電子工作は厄介だ。
で、肝心の実験。
バッテリーを繋げて送信機スイッチオン!裏にあるパワーランプは光りました。
赤外線が実際に出ているかは目で見ても解りません。
が、実は CCD は赤外線の光を捕らえられるのです。というわけでデジカメで撮影。


ちゃんと発光していました。
バッテリーを繋げて送信機スイッチオン!裏にあるパワーランプは光りました。
赤外線が実際に出ているかは目で見ても解りません。
が、実は CCD は赤外線の光を捕らえられるのです。というわけでデジカメで撮影。


ちゃんと発光していました。
あとは受信機のチャンネルをセットして送信機の方にセンサーを向けると…赤外線キャッチライトが光りました!問題ありません。


あとは実装でちゃんと動いてくれれば嬉しいです。


あとは実装でちゃんと動いてくれれば嬉しいです。