

昨日筑波のスポーツ走行枠2本をドライで走りました。
実に2月の開放骨折以来の本気のライディングです。
実に2月の開放骨折以来の本気のライディングです。
週間天気予報ではまたしても雨臭かったのですが、朝の段階で曇り。
マシンを下ろして準備中には太陽が出てきて快晴となりました。
そして周りを見ると… 選手権直前なので台数が多い&妙なピリピリ感がたっぷり、怖すぎる…
マシンを下ろして準備中には太陽が出てきて快晴となりました。
そして周りを見ると… 選手権直前なので台数が多い&妙なピリピリ感がたっぷり、怖すぎる…
枠は9:30 からと 11:30 からの2本。
前回雨で異常な多さでカウントするデトカン問題もあり、怪しいところは一通りチェックしてセッティングの方向性を替えてみました。
ついでに、以前 TZ に乗っていた方から 94TZ のキャブを借りる事が出来、万一の際には94キャブに変更する事にします。
ついでに、以前 TZ に乗っていた方から 94TZ のキャブを借りる事が出来、万一の際には94キャブに変更する事にします。
いつも通りの準備を済ませ、今回はしっかりとタイヤウォーマーも巻き走行に向けてスタンバイ。
同じピットを共有した友人2人は余裕たっぷりで談笑したりしてますが、nao は恐怖と緊張のあまりもう一杯一杯です。
果たして指はちゃんと動かせるのか??自分自身は恐怖に打ち負けずライディング出来るのか??不自由な小指で以前のレベルに戻れるのか追い越せるのか??TZはトラブル無く行けるのか??等など… 胃は痛くなるし口は渇くしお腹は下ってピーピーゴロゴロ言って来るし、レース直前より数倍緊張します。
同じピットを共有した友人2人は余裕たっぷりで談笑したりしてますが、nao は恐怖と緊張のあまりもう一杯一杯です。
果たして指はちゃんと動かせるのか??自分自身は恐怖に打ち負けずライディング出来るのか??不自由な小指で以前のレベルに戻れるのか追い越せるのか??TZはトラブル無く行けるのか??等など… 胃は痛くなるし口は渇くしお腹は下ってピーピーゴロゴロ言って来るし、レース直前より数倍緊張します。
タイム計測器のスイッチを入れ、時間となり出走。
ところが足が震えてマシンを押せません、心臓は口から出そうだし押しがけが出来ない、深呼吸を数回してエンジン始動!コースインゲートからピットロードを加速しコースインします。
不思議と、コースに出てしまえば先ほどまでの緊張状態は一気にほぐれ普通の自分に戻ります。
まずはコースを1周し、水温、車体、エンジンのフィーリングをチェック、問題無し。
ここから全開走行へとシフト。
2周目の2ヘア立ち上がりでデトカンを確認すると… 256! これはイカン、やばい。
ピットインしてメインジェットを2ランクあげコースイン。
やはり濃いようで回りが重い。
そしてデトカンを見ると、1周で200近く追加、ダメだこりゃ。
再度ピットインして、考察。
今回は4速から上で11000回転付近から猛烈にカウントを始めるのを見ました。
しかしメインはもう濃い濃いなので、メインノズルの方を1ランク濃くします。
コースインして走行するも…あまりデトカンに傾向の変化は無いようです。
おまけにノズルを濃くした影響で、開け始めのドンツキが凄くて、CX など寝かしたままちょっとアクセル開けて合わせたい時に中々エンジンが回転上昇せずちょっとアクセル合わそうとしただけでドンっとパワーが出て乗りづらい上に危ない、これによるリアのスライドが数回発生。
残り時間の兼ね合いと、これ以上キャブセットでデトカンをどうにかするのは妥当じゃないと判断し、この状態で残りの時間を練習走行に費やします。
ところが足が震えてマシンを押せません、心臓は口から出そうだし押しがけが出来ない、深呼吸を数回してエンジン始動!コースインゲートからピットロードを加速しコースインします。
不思議と、コースに出てしまえば先ほどまでの緊張状態は一気にほぐれ普通の自分に戻ります。
まずはコースを1周し、水温、車体、エンジンのフィーリングをチェック、問題無し。
ここから全開走行へとシフト。
2周目の2ヘア立ち上がりでデトカンを確認すると… 256! これはイカン、やばい。
ピットインしてメインジェットを2ランクあげコースイン。
やはり濃いようで回りが重い。
そしてデトカンを見ると、1周で200近く追加、ダメだこりゃ。
再度ピットインして、考察。
今回は4速から上で11000回転付近から猛烈にカウントを始めるのを見ました。
しかしメインはもう濃い濃いなので、メインノズルの方を1ランク濃くします。
コースインして走行するも…あまりデトカンに傾向の変化は無いようです。
おまけにノズルを濃くした影響で、開け始めのドンツキが凄くて、CX など寝かしたままちょっとアクセル開けて合わせたい時に中々エンジンが回転上昇せずちょっとアクセル合わそうとしただけでドンっとパワーが出て乗りづらい上に危ない、これによるリアのスライドが数回発生。
残り時間の兼ね合いと、これ以上キャブセットでデトカンをどうにかするのは妥当じゃないと判断し、この状態で残りの時間を練習走行に費やします。
改造グローブは nao の不自由な左手小指を完全にリカバーしてくれていて、問題なくライディング出来ます。
自分自身も恐怖に打ち負けてはいないようです。
オンボードのタイム計測器を見ながら筑波を攻めます…遅い…でも本人はこれでも精一杯攻めてるつもり。
タイムははっきり言うと一番乗れてた時の自分から見ても”問題外”遅い…物凄く遅い、ナラシですか?と真顔で聞かれてしまいそだ。
なんとか乗るのに必死なままチェッカーを確認してコースアウト。
幸いにもフラッグを見たりマシンの状態を確認する余裕がある事は解りましたが、目が付いていかず視界が狭い!
自分自身も恐怖に打ち負けてはいないようです。
オンボードのタイム計測器を見ながら筑波を攻めます…遅い…でも本人はこれでも精一杯攻めてるつもり。
タイムははっきり言うと一番乗れてた時の自分から見ても”問題外”遅い…物凄く遅い、ナラシですか?と真顔で聞かれてしまいそだ。
なんとか乗るのに必死なままチェッカーを確認してコースアウト。
幸いにもフラッグを見たりマシンの状態を確認する余裕がある事は解りましたが、目が付いていかず視界が狭い!
1本目の状態を分析し2本目に備えます。
せっかく94キャブを借りてきたし、キャブの疑いを晴らすために2本目は94キャブで走る事にします。
キャブそのものは同じミクニ製だけど、97はショートで94はロング。
大体のセッティングを合わせ2本目にコースイン。
やはりデトカンはガンガン打ちます。
解った事は、4速から上アクセル全開で猛烈にカウント、パワージェット噴射が切れたあたりでカウントはビタッと止まる。はて?普通逆じゃない?パワージェットが切れたほうが薄くなるんだから…
しかし、もうデトカンは無視。
壊れなければ30分きっちり走って今の時点でのベストタイムの把握と実力の取り戻しに当てます。
せっかく94キャブを借りてきたし、キャブの疑いを晴らすために2本目は94キャブで走る事にします。
キャブそのものは同じミクニ製だけど、97はショートで94はロング。
大体のセッティングを合わせ2本目にコースイン。
やはりデトカンはガンガン打ちます。
解った事は、4速から上アクセル全開で猛烈にカウント、パワージェット噴射が切れたあたりでカウントはビタッと止まる。はて?普通逆じゃない?パワージェットが切れたほうが薄くなるんだから…
しかし、もうデトカンは無視。
壊れなければ30分きっちり走って今の時点でのベストタイムの把握と実力の取り戻しに当てます。
4,5周したあたりからなんとなく色々と思い出して来ます。
試行錯誤を繰り返しタイムもどんどん上がっていきます。
94キャブの TZ はキャブセットがイマイチなのと多分デトネ対策で圧縮を下げた為だろうけど、4速から上ではちょっと力不足。
さすがに選手権前とあって、皆レベル違いの速さでビュンビュン抜いて行きます。
アウトから被せられて抜かれることも多数…
何周目かの最終進入で、一台のマシンのフロントタイヤがイン側に飛び込んで来たのが見えました。
ヤバイ!接触する!!と急遽マシンを一瞬起こし接触を避けます…避けます、レコードラインも大きく避けます…コースアウト寸前、ギリギリで復帰。
そのドタバタの中2秒台で周回出来る3台のマシンがイン側を疾走するのが見えました。
彼らが nao を抜こうとしたのか…と思っていると、ホームストレートでそれほどスピードの乗っていないさかい選手が nao を交わして行きます。ちょっとこっちを振り向いて手を上げています、はて?
実は走行終了後に解ったのですが、一瞬 nao の目に飛び込んだフロントホイールはどうやらさかい選手だったようです。
試行錯誤を繰り返しタイムもどんどん上がっていきます。
94キャブの TZ はキャブセットがイマイチなのと多分デトネ対策で圧縮を下げた為だろうけど、4速から上ではちょっと力不足。
さすがに選手権前とあって、皆レベル違いの速さでビュンビュン抜いて行きます。
アウトから被せられて抜かれることも多数…
何周目かの最終進入で、一台のマシンのフロントタイヤがイン側に飛び込んで来たのが見えました。
ヤバイ!接触する!!と急遽マシンを一瞬起こし接触を避けます…避けます、レコードラインも大きく避けます…コースアウト寸前、ギリギリで復帰。
そのドタバタの中2秒台で周回出来る3台のマシンがイン側を疾走するのが見えました。
彼らが nao を抜こうとしたのか…と思っていると、ホームストレートでそれほどスピードの乗っていないさかい選手が nao を交わして行きます。ちょっとこっちを振り向いて手を上げています、はて?
実は走行終了後に解ったのですが、一瞬 nao の目に飛び込んだフロントホイールはどうやらさかい選手だったようです。
しかし、接触しかけの理由は nao に責任の大半があります。
ここまでで気づいてはいたのですが、今日の nao はタイムを出そうと走ると”250乗り”になってしまっていました。
なるべく最短距離でコーナーを回り、直線的にブレーキングして進入し即加速。
最終コーナーも 125 ならもっとアウトから円のように旋回していくのですが、nao は1個目のクリップに向かってまっすぐ突っ込んでしまっていました。
250ならこの後リアタイヤと相談しながらスロットルを開けて行くのですが、125ではこんな乗り方したらスピードが乗りません。
気づいて修正していたつもりですが、夢中になると体に染み付いた250の操作が顔を出します。
後半は125の乗り方を取り戻す事に専念しますがタイムはやはり出ません。
無事30分の走行時間終了。
本日のベストタイムは”250乗り”で掴んだ物で、ベストの1秒落ち。
1分5秒が精一杯でした。
しかしこの乗り方ではこれが一杯一杯でしょう、乗り方を 125 に戻すのが急務です、去年も同じ事で悩み後半それが出来て一応、人並みちょい遅いくらい(とは言え選手権レベルでは許されないタイム)までには持っていけたのでその状態を取り戻さないとこれ以上のタイムアップは危険が増すだけで無意味です。
とりあえずイメージを掴む為に3秒で走っているオンボードカメラの映像をいただけるように手配しました。
ここまでで気づいてはいたのですが、今日の nao はタイムを出そうと走ると”250乗り”になってしまっていました。
なるべく最短距離でコーナーを回り、直線的にブレーキングして進入し即加速。
最終コーナーも 125 ならもっとアウトから円のように旋回していくのですが、nao は1個目のクリップに向かってまっすぐ突っ込んでしまっていました。
250ならこの後リアタイヤと相談しながらスロットルを開けて行くのですが、125ではこんな乗り方したらスピードが乗りません。
気づいて修正していたつもりですが、夢中になると体に染み付いた250の操作が顔を出します。
後半は125の乗り方を取り戻す事に専念しますがタイムはやはり出ません。
無事30分の走行時間終了。
本日のベストタイムは”250乗り”で掴んだ物で、ベストの1秒落ち。
1分5秒が精一杯でした。
しかしこの乗り方ではこれが一杯一杯でしょう、乗り方を 125 に戻すのが急務です、去年も同じ事で悩み後半それが出来て一応、人並みちょい遅いくらい(とは言え選手権レベルでは許されないタイム)までには持っていけたのでその状態を取り戻さないとこれ以上のタイムアップは危険が増すだけで無意味です。
とりあえずイメージを掴む為に3秒で走っているオンボードカメラの映像をいただけるように手配しました。
さて結局デトカンは走行終了後、30分で3000ちょっとでした。
もうカウンターを見ると笑いしか出ません。
で、バラしてみると… あれ?3000も打っている割には周囲に若干デトネがあるだけでとても3000には見えない。
ピストンヘッドの焼けを見ても決して薄くは無い、むしろ濃すぎる状態。
こうなるとデトカンそのもののトラブルだろうか??
もうカウンターを見ると笑いしか出ません。
で、バラしてみると… あれ?3000も打っている割には周囲に若干デトネがあるだけでとても3000には見えない。
ピストンヘッドの焼けを見ても決して薄くは無い、むしろ濃すぎる状態。
こうなるとデトカンそのもののトラブルだろうか??
残念ながらもう次の練習走行は mcfaj 前日のみです。
ここではさすがに試行錯誤は出来ないので、現状での精一杯を出すだけです。
今度のレースは前日も含めて嫁さんが来れずでお手伝いゼロで自分一人だけなので辛いなあ… 最近は嫁さん持参で手伝ってもらってたので怠け癖が付いています。
ここではさすがに試行錯誤は出来ないので、現状での精一杯を出すだけです。
今度のレースは前日も含めて嫁さんが来れずでお手伝いゼロで自分一人だけなので辛いなあ… 最近は嫁さん持参で手伝ってもらってたので怠け癖が付いています。
とりあえずは改造グローブを使えばライディング出来る状態であるのが確認出来、走行2本でベストの1秒落ちなのが解り、タイム的には遅くて恥ずかしい限りですが再びレーサーを操れるのでほっとしています。
~~~走行終了後の雑談から~~~
やはり nao TZ は TZ にしてはパワフルなようです。
数名のライダーから TZ にしては速くて、TZ だからストレートで抜こうとしたがストレートで抜けなかった(勿論差は詰まりますけど)と証言が出ました。
実際のスピードは…最高速182.2km でした。
同機種のサイクルメーターとタイヤ外周をセットしているキットRS と比べると 7km くらい遅い。
速いと言われる所以はどうもライダーの体重の軽さによる加速力が生きている様です。
現在の体重から換算すると、もしエリアに出ようとすると最低重量の問題でウェイトを積まないといけないらしい…それはそれで困るなあ。
やはり nao TZ は TZ にしてはパワフルなようです。
数名のライダーから TZ にしては速くて、TZ だからストレートで抜こうとしたがストレートで抜けなかった(勿論差は詰まりますけど)と証言が出ました。
実際のスピードは…最高速182.2km でした。
同機種のサイクルメーターとタイヤ外周をセットしているキットRS と比べると 7km くらい遅い。
速いと言われる所以はどうもライダーの体重の軽さによる加速力が生きている様です。
現在の体重から換算すると、もしエリアに出ようとすると最低重量の問題でウェイトを積まないといけないらしい…それはそれで困るなあ。