怪我の後遺症で自力で伸ばすことが出来ない左手小指。
このままではクラッチレバーの操作が出来ないのでなんとかグローブを改造しなくてはなりませんでした。
しかし、板金や電子工作等なら自力でどうにかする自信もありますが、裁縫の類はまったくダメ。
幸いな事に決勝用のグローブ改造に関してははもじばけさんに相談に乗っていただける事になり一安心なのですが、練習用に現状のグローブをなんとかしなくてはなりません。

というわけで… 嫁さんを説得して、お願いして、なんとか左グローブの小指を伸ばす方向にゴムを仕込んでもらえないかお願いしてみましたが”皮は出来ない”との事で暗礁に乗り上げていましたが、発想をちょっと捻って”グローブの上から被せるグローブのような物をゴムで作って引っ張れないか?”と思いアイデアを提供して作ってもらいました。
それがコレです。
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幅の広いゴム紐を小指、薬指を包むように袋にしてもらい、それを手の甲部分に適度な張力を持たせて縫い付けて貰いました。
これなら皮に縫う部分は一箇所で、しかもそこはパッドを包み込む部分の皮なのでなんとか縫い付ける事が普通の針で出来たようです。
薬指と小指を一緒に包んだのは、念の為薬指を伸ばす動きで小指も一緒に伸びるようにです。

さて実験。
グローブをつける時にはゴムの力でグローブ自体が引っ張られているので、ブラブラな小指では非常にはめずらいのですがゴム紐を指と別体にしたおかげであとからゴム紐を指に被せればOKなので思わぬ副産物です。
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ちなみにゴム紐なしでは手を下に向けるとこんなんです。
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さてこれでゴムを付けると… 指が伸びます!
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現状ではこれが精一杯です。
とりあえずコレでレーサーをコントロール出来るか?12日に実験してきます。

嫁さんに感謝!!