昨日の日記のコメントで sei no12 さん&さかいさんに教えていただいた方法を試して見る事にしました。
現状、何故厳しいかと言うと文章で表すのが困難なのですがCピンの溝と、テーパー状になったスフェリカルベアリングのアウターレースのテーパー部分が溝に被っていて、Cピンは溝とベアリングアウターレースのテーパーに挟まれた形になっており、外側からCリングと溝の間に工具を差して隙間を作ろうとすると、円周の内側に逃げようとするCピンにスフェリカルベアリングのアウターレースが干渉してリングの逃げ道がなくなり結果隙間を作る事が出来ません。
これを解消するには下からすくって斜め上に持ち上げるしかありません…
写真で説明するとこんな感じです。


これを解消するには下からすくって斜め上に持ち上げるしかありません…
写真で説明するとこんな感じです。


ベアリングのテーパー部分を削ってしまえば、ピンの逃げ道が出来るので上から鋭利なドライバーを突っ込めそうですが、ベアリングのアウターレースは硬くてちっとも削れませんでした。
ピンそのものを超硬カッターで切ってしまえばとも思いましたが、こちらも硬い上に無理するとリング溝を破壊しそうなので途中で止めました。
ピンそのものを超硬カッターで切ってしまえばとも思いましたが、こちらも硬い上に無理するとリング溝を破壊しそうなので途中で止めました。
さて考える事暫く… そうだ!耳掻き棒のような形にしてしまえばCピンをすくえないか??と思い急遽ベッセルの捨てドライバーを削って特性耳掻き棒レプリカを製作しました。


でこれをリング溝とCピンの間に差し込み少し引いて見ると、、、おお!浮いた!すかさずピックを差し込みCピンの端をリング溝から外します… やった!!ここまでくれば成功だ!!


無事リング溝からCピンが取れました。
あとは24ミリのソケットと14ミリのソケットを当てモノにしてハンマーでベアリングを打ち抜きます。
あとは24ミリのソケットと14ミリのソケットを当てモノにしてハンマーでベアリングを打ち抜きます。
無事取る事が出来ました。
新品のベアリングがモトバムから届いたら打ち込んで完成です。
新品のベアリングがモトバムから届いたら打ち込んで完成です。