スイングアームベアリング交換失敗。

結果から言うとRS のスイングアームベアリングの交換に失敗しました…
モトバムさんから部品が到着したので、手始めにスイングアームのベアリング交換から始めました。
右側のボールベアリング2個のほうはブラインドベアリングプーラーで抜けて、ベアリングも冷凍庫で冷やしておいてアテ物をしたうえでハンマーで叩いて入れることに成功。

しかし、左側のニードルベアリングは…とんでもなく固い！ブラインドベアリングプーラーも歯が立たず。
右側から叩き出そうとしたらベアリングが壊れてしまった！！
もうどうしようも無いので、ペンタグラムに泣きついてパイプを壊れたベアリングに溶接してもらい、そのパイプを叩くという方法で取れました。
マニュアルを見るとニードルベアリングプーラーなるここでしか使わない専用工具があるようです。
この時もっとマニュアルを良く見ておけばよかったんだけど、事件はこの後起きます。

で、ベアリングの抜けたスイングアームを家に持ち帰り新品のベアリングを冷凍庫から取り出して打ち込みます。
打ち込みます…叩きます…ぶっ叩きます！！しかし半分くらいしか入らない！
物凄く固いんです、これは叩きではベアリング壊してしまうので中止して油圧プレスで押してもらう方法に切り替えます。
しかし当然我が家には油圧プレスなどあるわけも無く、頼みの綱のペンタグラムはもう閉店…
そういえばいつも部品買っているモトショップアウトランは夜遅いよな…と思い出しアウトランへ行き店主にお願いしてプレスして貰います。
この時店主が”どこまでベアリング押せばいいんだ？スイングアームの面までか？”と聞いてきたので、そのベアリングの外にはオイルシールも圧入するので”奥に突き当たるまでお願いします”と言いました、言ってしまいました、これが失敗の決定打です。
出来上がったスイングアームを見て嫌な予感が…　ベアリング奥まで入りすぎじゃないか？？

家に帰ってオイルシールを入れてみます、やっぱりベアリングが深すぎます。
ここでマニュアルを良く見てみると、ニードルベアリングはスイングアーム面から4mmの深さまで圧入と書いてあるではないですか！しまった！気づかなかった。
ダメ元でブラインドペアリングプーラーで引き抜きに挑戦してみますが、やはりベアリング壊してしまいました…
ここまでが昨夜の深夜までのお話。

今日、プレスをお願いしたアウトランにスイングアームを預けてきました。
ニードルベアリングを注文して、入荷したらベアリングの交換をしておいて貰えるようにお願いしました。
ここは抜くには専用工具、入れるにはプレスが無いとどうしようもありません。
出来上がったら連絡くれる事になっていますのでアウトランに委託です。