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昨日の午後2時から伸ばせない小指の手術をして来ました。
今回は爪の下あたりから伸びている腱が切れていて指を引っ張れないかもしれないとの術前の診断でした。

処置室で手術着に着替えを済ませ点滴を刺し、外来からオペ室へと担当が替わり手術待合室という部屋に案内されると… そこには先客がいて7,8歳の男の子とその両親。
nao より一足早くその子は手術室へ案内されていきました。

午後2時少し前に nao にも迎えが来ました。
第二手術室へと案内されます。
オペ室の看護師が、”アレ?またなの?”と。
もう3度目だと顔覚えられてしまいますね。

麻酔方法は今回も局所麻酔です。
小指の付け根に2本、小指に1本とりあえず麻酔を打ちます。

相変わらずこの注射が痛い… と思っていると隣の第一手術室から
ぎゃ~~~!!!痛いよ~~!!!
エエ~ン嫌だよ~~ギャ~~!!!
などというあまりにも恐ろしい叫び声が、そう、先程の子供です。
そりゃもうこれから手術のこっちとしてはたまらんですよ…こっちが泣きそうです。

nao の麻酔が回って主治医の先生が来る頃には子供も終わったようで泣き声はしなくなりました。
午後2時30分頃、先生達が”では宜しくお願いします”との挨拶で手術開始です。
サクサクと切開していくと先生達の会話には”明らかに切れている所はないね”などと聞こえてきます。
例によって先生の指示で曲げ伸ばしを行う事数回。
先生が看護師にドリルとボタンとその他いくつかのアイテムを要求します。

ドリルの音が鳴り止み、暫くすると先生から説明がありました。
”nao さん、腱は明らかに切れている所は無いんですが、伸ばしても緊張が足りない状況です。なので腱を少し短くして骨を通して糸で腱を引き指の外にボタンを付けて腱を引いています”との事。
今回は先生から”見てみたい?”と聞かれたので実際に手術中の指を見せてもらって説明して頂きました。
腱は予想外に細くてビックリしました。
腱を短くしたので握る方向には障害がのこるであろうとの事です。
なぜ腱が引ききれないのかは謎です。転倒したときに伸ばした可能性があるかもしれません。
これから6週間、指は伸ばしたまま固定です。
当初は指先からワイヤーを入れる予定でしたが、骨に通した糸と絡みそうとの事で止めて、外からシーネで固定する形になりました。

月曜に術後検査があります。
今回はハデにいじくったので麻酔がきれてからかなり痛みました。
今も結構痛いので早い所落ち着いて欲しい物です。