小指手術終了。

本日午後3時より左大五指伸腱縫合術が行われました。
最終的な検査をした後、手術着に着替えて手術台へ。
何度来てもこの瞬間はスタート前のウェイティングに匹敵するドキドキです。

今回の術式は局所麻酔で、小指周辺に麻酔注射して小指のみ痛覚を麻痺させます。
これが後に恐ろしい目に会うなど知る由も無く…この前は腕一本麻痺して歩くのも腕が邪魔だったので、いつもより術後の麻痺が軽くていいじゃんなんて思ってたのですが。

麻酔注射を数箇所打って、先生が何かで刺して？痛覚を確認します。
痛みはありませんと答えたところで先生達が”では始めます、お願いします”と挨拶しました。
いよいよです。
例によって痛みは無いものの触覚はあるのでだいたいなにやってるか解ります。
と、ここでメスで切ってる所がちょっと痛む。
先生は度々"痛くないですか？”と聞いてきてくれるので”ちょっと痛いです”と答えると麻酔を打ち直して続行。
ですが、、、切り進めていくと麻酔が効いてない部分があり、そこを切られると…

当たり前だが物凄く痛い！！

その都度麻酔を打ち直してくれましたが、この段階で汗びっしょりで血圧は上昇。
あらかた切り終えた所で先生が説明してくれます。
”naoさん、小指の先から掌まで切開して確認しましたが腱は繋がっています、なぜ動かないか確認しましょう、指を曲げてください…ハイ、伸ばしてください”
と。そう局所麻酔は指を動かせるのです、だから前回のように伝達麻酔で腕を麻痺させなかったのですね。
で、、、数回こんなやり取りをした後、担当の先生達が状況を見て相談しています。
そして"naoさん、小指は腱が激しく癒着していてそれで腱が動かず指が動かない状態です。これから癒着を剥がす処置をします"との事。
これまた麻酔が効いていない部分で激痛が走る中、度々麻酔追加で癒着を剥がして頂きました。
いくつか剥がすごとに先生が動きをチェックして、剥がしてはチェックしての繰り返し。
最後に剥がした所で先生が"どう？今までと違うでしょ？"と…

おお！確かに違う！！今まではどうやっても力の伝わらなかった指先に何と言うか、力を入れられそうな感覚がある！！！

ここからは切り開いた部分の整復処置です。
これが、今までにも増して痛い！！汗が吹き出てきます。
先生に”物凄く痛いんですけど…”と言うも、どうも麻酔が切れてきたようで、一度打った部分へは追加の麻酔は出来ない？らしくそのまま続行。
先生は”もうすぐ終わりだから頑張ってね、ゴメンね”と言うもこの時間の長さといったら、、、実際は数分だろうけど数時間に感じました。
もう針を刺す、指の中をいじるのが痛みで解る、ガマンしきれず声は出るしちょっと失禁してしまったようです。
意識が薄れる中、ようやく終了。
当然麻酔は切れているので切った傷口がもう全開で痛い。
手術台のシーツは nao の形に汗染みが出来ていました。

その後、会計を済ませ薬局で薬を貰い、帰宅後痛みと格闘しながら休んでいて、ようやく恐ろしく痛いから凄く痛い？くらいに痛みが引いてきた所です。
今回の手術は過去最悪に辛かったです。
前回は麻酔切れた後シーネが当たると痛む状況があったのですが、今回は最初から麻酔が切れているのでその心配は無いようです…