

その後調べた結果、どうやらこの丸ピンが圧入されているだけで抜け止めの無いタイプのギロチンが使用されるシリンダー(250の98モデル以後のシリンダー)は、YPVSのバルブカバーの形状が違い、蓋がピンの幅と同じ位に出来ていて今回の nao のようにピンがバルブカバーの内側で抜けて引っ掛かるという事は起こりえない構造であるらしいのがわかりました。
ではこの新型のバルブカバーだけ購入すれば?と思いましたが、残念ながらシリンダーとのセット販売のみでカバー単品では部品供給されていませんでした。
抜け止めの方法は、旧型のツバ付きのピンを使用し、そのピンを使う為にギロチンのシャフト形状を”○”から”D”状に削り、削った部分にツバが来るようにしました。
すなわち旧型のバルブと同一形状にしました。
なお、加工は全てペンタグラムで実施しました。
バルブ購入する時は品番に気をつけないと。