







nao のデトカンは秋頃から急にカウントが増える現象が出て、センサーを友人のs選手に借りています。
まだ走行していないので、センサーの不良かどうか解らないのですが、今日ようやくバイク下ろせたので(今まで肋骨が痛くて一人で積み下ろし出来ず)自分のセンサーを外して、借用センサーと外観チェックしてみました。
違いは、、、
① nao のセンサーには内側のリングと外側のリングの間に赤いシール材が無い。
借用センサーは内側のリングと外側のリングの間からシリコン系と思わしき赤いシール材が見える。
② nao のセンサーより借用センサーのほうがリングから出る配線金具の角度がきつい(立っている)
よく見ると、金具の付け根の外側リングが伸びているようである。
これが新品からの状態なのか、なんらかの事情で金具を曲げた為に伸びたのか現段階では不明。
③ プラグをリングに通す際、nao のは固くてプラグのネジを巻きながら入れないとリングを通らないが
借用センサーはプラグを押すだけでリングをくぐる事が可能。
外観チェックでは上記の事が解りました。
気になるのはシール材の存在とプラグを通す固さですね。
後もう一つ、借用したセンサーとの対比では無いのですが、結構重要な問題を見つけました。
プラグをチェックしていた所、プラグとデトカンセンサー座面の間に入る銅ワッシャーの座面にキズというか小さな小石を噛んだような小さな凹みを見つけました。
プラグ側のワッシャー接触面も同様に凹んでいたので、これは良くないな、、、とプラグと銅ワッシャーを新品に交換する事に。
このスペアのワッシャーはDs筑波で買ったのですが、買うときに店員さんから”元から付いてくる物と形は違うけど、HRCから供給されてる部品はこれしか無いから、互換品だから大丈夫”と教えてもらってはいました。
確かにデトカンセットに元から付いてくるワッシャーはセンサーの配線金具をホールドするようにワッシャーから初期物は金具が伸びていたそうで(初期物だけで、それ以後のロットはこの金具は切り取られいます)nao のワッシャーはこの金具が切り取られた後のロットですが、金具を切断した跡があります。
しかし部品で買ったワッシャーは普通のドレンパッキンに使うようなキレイな丸ワッシャー。
買ったときはあまり気にしなかったのですが、今日見比べたらあれ?と思う事があって調べてみたら、、、
厚さが違う!!!
元のワッシャーはノギス計測で約1.65mmあります。
新品ワッシャーはノギス計測で約1.20mmです。
これは、、、皆さん気にせず使っているのでしょうか?それとも厚いのと薄いのは部品で選べたのでしょうか??RSはピストンの突き出し計測しないようですので皆さんあまり気にしてないかもしれませんが、TZは季節や標高でピストンの突き出し管理が重要で、ガスケット替えて0.1mm単位で管理します。
これを間違えるとデトネーションの嵐です。
って事はこのプラグワッシャーが変るとプラグの飛び出し量が変って、結果燃焼室容積が変りピストンの突き出しを変えているのと同じになるじゃん、、、
今回新品ワッシャーはこれまでの物より薄いので、単純に同じ条件にならなくなりました。
まあ、今後このワッシャーしか手に入らないなら今のうちに替えておくのがいいですが、、、これでデトネが増えてもよく解らなくなってくるなあ、、、とりあえず新品ワッシャーで自分のセンサーで一度走って、その後借用センサーで比較チェックして確認を取ります。
このワッシャーの事情は誰か知っていたら教えて下さい、、、気にする程の変化量では無いのかな??